特定非営利活動法人千葉ふれあい野球連盟
                            理事長  茂手木 直忠

 春風に乗り、球春の足音が聞こえる季節となりました。

私は医師として日々の診療に携わる一方で、スポーツが持つ力を信じ、野球を通じた地域の交流と健康促進に尽力しております。

近年、世界は急速な変化を遂げています。新型感染症の影響を乗り越えつつある一方で、気候変動や国際情勢の不安定化、少子高齢化といった課題が、私たちの生活に大きな影響を与えています。日本においても健康寿命の延伸や次世代の育成が重要なテーマとなっており、スポーツが果たす役割はますます大きくなっています。

そのような中、千葉ふれあい野球連盟は、これからも野球がもたらす「ふれあい」の力を信じ、皆様と共に歩んで参ります。引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年まで共に歩みを進めて参りましたいくつかのチームが連合し、さらに新たな2チームが加わり、千葉ふれあい野球連盟は本年28チーム体制となりました。
また、長年務めてこられた理事・役員の一部が様々な事情により退任され、その影響が懸念されましたが、幸いにも優れた人材に恵まれ、また、各理事・役員の真摯な対応により、適切な人事を行うことができたと考えております。

合わせて、連盟規則の見直しについても徹底した議論を重ねた上で実施したことをご報告申し上げます。

尚、本連盟の運営に対し、全日本早起き野球協会関係諸団体ならびに千葉県草野球協会・全日本生涯野球連盟・サッポロビール・健康ボール・千葉日報社の皆様をはじめ、多くの方々のご協力に対して心より御礼申し上げます。

役  職  名 氏    名 Image
理事長 茂手木直忠
(轟健康クリニック理事長)
会長(大会会長) 高橋 秀樹
チーム・ダイナマイツ
理事(統括兼球場) 初芝 嘉輝
チーム・ダイナマイツ
理事(審判部長) 島田 努
ドルフィンズ
理事(審判部長補佐) 平木 常雄
マリーンズ
理事(運営委員長) 栗山 敏明
オヤジーズ
理事(副運営委員長) 土屋 雅之
ジャパン
理事(日程委員長兼球場) 津田 孝雄
チューハイズ
理事(日程委員長補佐) 森本  実
ビーマックス
   (日程副委員長) 本田 裕和
ロジテムズ
理事(広報委員長) 伊東 昭雄
ホワイトキャップス
理事(副広報委員長) 久野  節

理事(会計兼球場) 山ア 祐二
ピーコックスターズ
理事(会計補佐) 久馬 知洋
ピーコックスターズ
理事(事務局長) 菊入 剛揮
プレジャーズ
理事(副事務局長) 高松 幸子
マリーンズ
監事 草尾  敦
フリーダム
監事 富岡  清
稲毛フェニックス

審判部

島田  努  平木 常雄  山ア 祐二 森本  実
若菜 駿之介 本田 裕和 菊入 魁揮  



      特定非営利活動法人(NPO)千葉ふれあい野球連盟  設立趣意
                                      理事長 小林 千晴 (当時)
 
次の内容の設立趣旨書を提出し、特定非営利活動法人(NPO)として千葉県に受理されました。
 千葉ふれあい野球連盟は、特定非営利活動法人(NPO)千葉ふれあい野球連盟として、生まれ変わります。

 「都市化」「核家族化」という言葉が使われはじめて久しくなく、今般、更に地域での交流が希薄になる中、逆に各地域単位での様々な方法での交流或いは生涯教育が必要視されています。私達団体はこれを”ふれあい”と呼称し、年代・性別・職業・地域等の様々なわくを超え、”野球”というスポーツを通じて、これを勧めていくことを主目的としています。
 さて、具体的活動方法に”野球”というスポーツを何故選択したかについては一般によく知られたスポーツであり、孫とおじいちゃんが共に楽しめるなど年代を超えて参加がしやすく、健康増進を図れる生涯スポーツであるからです。
 こうしたことから当初6チーム約150名で発会し、現在では31チーム約800名の参加を得ることができました。チームの編成構成も自治会・企業・同窓・サークル等の多種に渡り、特筆すべきは継続することにより親子や兄弟・親戚家族で参加していることです。
 現在、プロ野球選手との交流試合やチャリティー事業の開催等定例試合の他各種イベントを開催し20年になります。子供達には夢などを与えてきたと私達は自負していますし、社会的に与えた利益はかなり大きいと思います。
 今後この活動をより継続するために社会的にも認知された法人化を行い、より組織的に活動し、こうした活動を通じて今般素通りしがちな「礼儀」や「マナー」等社会人としての基本的なルールを学ぶとともに、さらに、ボランティアを行う場を数多く提供し、個人の心身の向上と生涯教育を勧めると共に”人にやさしい社会作り”に寄与して参りたいと考えます。