第40回    2012.12.28  『勝利の分かれ目』

衆議院総選挙が終わって、自民党が圧勝!
安倍政権誕生で幕を閉じた2012年!

我がふれあい野球連盟は、選挙ではなく
まさに実力で、リーグ覇者が今年も決まりましたね!

ゴールドリーグは、チーム・ダイナマイッツ!
レッドリーグは、美浜シャークス!
ホワイトリーグは、中外マリーンズ!

当たり前のことながら、各選手一人一人が
仕事や様々なお付き合いを抱える中で
貴重な日曜日になんとか時間を作って……

抱える事情は十人十色ですが、社会人が一つの場所に
18人集まるのってホントに小さな奇跡ですよ。

ゆとりを持って集まる日もあれば、
バタバタと超ギリギリで集まる日もあったりして。
そんな事を想像しつつ、ただ集まるというだけで
30チーム分のドラマがあったかと思うと……。

泣けてきます……いや、そうでもないか。

とにかく、30チームがそれぞれのチーム事情を
乗り越えつつ、1年間戦い抜いて
さらに優勝チームが決まる。

いやー、優勝チームってすごいですね!

筆者なりに今年も優勝チームの分析をしてみると…。

ダイナマイッツは、リーグ屈指の小安友投手の
存在は大きいものの、年々打撃などの勝負強さが
増してきている気がします。

勝負強さとは、チャンスでよく打つ!だけでなく
走塁でもちゃんと集中し、ちょっとしたスキを突いて
次の塁を奪っていたり、
とにかく尊敬の意味を込めて嫌なチームでした。

こうした集中力って、チームの結束力から
生まれてくるんですよね、きっと。

年々結束力が高まって、嫌なプレイが多くなっている
気がする!小安投手ばかり気にしていても勝てない!
ダイナマイッツには、そんな底力がありましたね。

レッドリーグ優勝の美浜シャークスは、
フルメンバーが揃えば
とにかく強いのは知ってます!

メンバーを揃える熾烈なチーム内の戦いが
あるんですよね!大手監督!

そういう意味では、今年も大変そうに見えました。
しかし!フルメンバー揃わなくても
あまり勝敗にとらわれず、逆に肩の力が抜けて
なんか勝ち切った!そんな印象でした!

個々の戦力を筆者目線で見てみると
準優勝のオヤジーズの方が若くて上をいってるように
見えなくもありません。

しかし、やや固さがあったオヤジーズと
肩の力が抜けた美浜シャークス。

優勝の分かれ目は、その辺りにあったような
感じがします。

ホワイトリーグ優勝の中外マリーンズは
なでしこの専売特許【あきらめない気持ち】で
成し遂げた優勝ですね。

デストラクション独走ムードだった
後半戦の直接対決を制し、そこから全勝で
差し切った!
まさに伝説の優勝争いの主役ってやつですね。

中外マリーンズは、いつも14〜15人くらい
集まっていて羨ましいチームですが、
だからこそ全員出場し切って勝つ難しさもあると
思います。

全員の見せ場を作って優勝を成し遂げた
加藤監督の手腕!素晴らしい!

という訳で、ふれあい野球ダイジェスト、
今年もド素人丸出しで、見る人が見れば
全く的外れな見解を、恥じらいもなく
述べさせていただきました。

年々調子に乗り、発言が言いたい放題になりつつ
ありますが、どうかマジギレすることのなきよう
皆様のご理解、ご協力よろしくお願い申し上げます。

また来年、家族の目を盗みながら
どこかのグラウンドに駆けつける予定です。


 
第39回    2012.12.1  『大盛会!』

今年の草野球も終わってしまいましたねー。

12月1日土曜日午後7時から行われた、
千葉ふれあい野球連盟の納会。

全30チームから約100名が大集合!
千葉ロッテマリーンズの池田課長も駆けつけて
下さり、大いに盛り上がりました。

昼から予定していた天台硬式球場での
ふれあい野球大会は、昼過ぎから降り始めた
雨のため、やむなく中止に……。

この野球大会は、去年も雨で中止になっており
2年連続で中止になってしまいました。

納会では、各チームの皆さん、草野球談義で
盛り上がっていましたね。

筆者も、ホワイトキャップスの
皆さんと席が同じとなり、一週間前の
トーナメント大会準々決勝
ホワイトキャップス対ジャパン戦について
激論を交わしました!

また、我がジャパンが優勝を逃す決定的な
一戦となった後半戦のウイングス戦について
ウイングスの面々と語りたいと思っていたところ…

『空気が読めないウイングスです』

と、タイミング良く、ウイングスの宇留間選手、
阪本選手がビールを注ぎに来てくれました。

ジャパン優勝の息の根を、当時優勝には届かない
ポジションにいたウイングスが勝って
止めたことから【空気が読めない】という事なのだが
この時のお2人の【してやったり顔】を見て
あの時の悔しさが思い出されて……。

話が尽きませんでしたよ。

そして恒例の各チームから来季の抱負!

クリアーズ『ホワイト降格…正直定位置に戻った』
ヒポポタマス『来年もレッド残れるよう頑張る』
ライアー『手違いでゴールドにあがってしまう
ライアーです!』
プレジャーズ『クリアーズ、ビーマックス、瑞穂、
3部降格それなりに頑張ってほしい』
バッカーズ『試合に出たい方、ウチのチームに
来れば、すぐ試合出られます!』
マリーンズ『来年もホワイト守り切ります!』
デストラクション
『ヤングパイレーツの安田さん!
開幕前にトーナメントでヤっちゃいますからね』
ドンタコス『年間1勝しかできませんでした!』
ボンバーズ『来季は最下位から一転、優勝目指す』
セクシャル『来年は、優勝二重丸!』
ジャパン『リーグ戦!県大会!トーナメント!3冠』
ダイナマイッツ『連覇!』
ヤングパイレーツ『来年は、ヤングパイレーツ!』
オヤジーズ『ゴールド上位陣!来年覚悟!』
シャークス『ゴールド残留!』
ホワイトキャップス『来季はレッドで優勝!』
瑞穂野球倶楽部『審判特別賞とりたい!』

などなど、威勢のいい挨拶、懺悔の挨拶、
いろいろありましたが、みなさんにとって
今年一年、如何でしたか?

筆者は、厄年だった今年を何とか乗り切りましたよ。
まだ1カ月ありますけれどもね。

年末にかけて、今度は各チームの納会などが
あるかと思いますが、飲み過ぎには
注意しましょうね。













第38回    2012.11.25  『そして3月決戦へ…』

『楽しかったです。』

試合後、こうコメントを残してくれた
トーナメントオープン参加のロジスの面々。

同じくオープン参加の土手下倶楽部と
準々決勝で対戦したロジス。

先発柴野投手が四球で崩れ、エラーも重なり
初回に8失点。

結局13対3でロジスは敗退となりました。

来年またタイミングが合えば、出場したいと
言ってくれたロジスナイン。

という訳で土手下倶楽部がベスト4一番乗りです!


そして筆者所属のジャパンは、
ホワイトキャップスとベスト4を賭け、
準々決勝で対戦!

ホワイトキャップスは、初回、先頭の福永選手が
速球に逆らわない、見事なバッティングで
右中間にツーベースヒット!

さらにノーアウト1、2塁となったところで
3番寺内選手が教科書どおりといえる
3塁前へ転がす送りバント!

ワンナウト2、3塁として4番川崎選手が
左中間に2点タイムリーツーベースヒット!

お見事ともいえる打線のつながりで
2点を先制しました!

結局この試合、5対3でホワイトキャップスが
勝利し、ベスト4進出を決定!

ジャパンのエース菊池投手は、試合前、
今シーズン一番ではないかというくらい
調子の良さを感じていたのですが……。

こういう調子の良いときが、ピッチャーの
落とし穴なんですかね。

ホワイトキャップス打線は、大振りせずに
キッチリミートしてきて、ピッチャーの自滅ではなく
見事に打ち崩した形です。

今シーズンゴールド準優勝のジャパンと
来季降格が決まってしまったホワイトキャップス。

この日の試合は、どっちが準優勝かと思われるほど
ジャパンは、完敗。
というか、攻守両面でホワイトキャップスの
今季ベストゲームだったのではないでしょうか。

特に初回の寺内選手の絶妙な送りバント。
あれは試合を決めましたね。

球の勢いの殺し具合といい、コースといい、
敵ながら、惚れ惚れするバント。

試合全体の流れを決めましたよ、
あのバントは……。

……あまり言うと、グチっぽくなるので
これでやめますね。

そしてオープン参加でこの日初見参した
轟は、オヤジーズを相手に延長9回0対0で
決着つかず、ジャンケン対決に!
このジャンケンで5対0と凄まじい強さを見せた
オヤジーズが準々決勝に進出!

轟は、我がジャパンで音速の貴公子との異名をとる
俊足 鷲巣選手ら、轟中学校の同級生達が
このトーナメント用に結成!

レッドリーグ準優勝のオヤジーズに
一歩も引かない戦い!

秘かに応援していたのですが……
轟中学校魂を魅せてくれたのではないでしょうか。

その轟に勝ったオヤジーズは
準々決勝でヤングパイレーツと対戦。

ここではヤングパイレーツが3対1で勝利し
準決勝に進んだ!

ここ数年のリーグ戦では、接戦を落とす
ツキの無さで、上位進出を逃している
ヤングパイレーツですが、
トーナメントとなると
必ずベスト4に進出する強さを発揮!

このトーナメント戦での強さぶりが、
本来のヤングパイレーツの強さですよ。


一方、リーグ戦でもトーナメントでも
勝負強さが光ったのが、デストラクション!

初戦で格上ビッグウェーブズを相手に
4対2で勝利すると、ダブルヘッダーとなった
準々決勝は、優勝候補 オープン参加の
ハイパーレブと対戦!

ここでも1対0と投手戦を制し、
デストラクションが勝利!

ハイパーレブの戦いは、今回観戦できませんでしたが
漏れ伝わる話を聞くと、投手力は相当なもの!

そのハイパーレブを相手に勝つとは!

ハイパーレブは、トリプルヘッダーとなった事が
かわいそうでしたが……。
ハイパーレブの皆さん、来年、ぜひリベンジ戦を!

というわけで、来年3月、
土手下倶楽部対ホワイトキャップス!
ヤングパイレーツ対デストラクション!

トーナメント準決勝です!







































































第37回    2012.11.18  『波乱の開幕』

前日土曜日の大雨のせいで、
千葉工大千種グラウンドで予定されていた3試合と
農政センターで行われる予定だった3試合が
中止となってしまった日曜日。

第11回千葉ふれあい野球連盟トーナメント大会。

波乱の幕開けであります。

日曜日快晴となったにもかかわらず、中止……。
このパターン、今年何回味わったことか!

ほんと憎らしいですよね。

そんな中、宮野木球場で予定されていた4試合は、
一塁ベース周辺の水たまりを整備したりしたものの
大きな遅れもなく、予定通り行われました!
グラウンド整備をされた第1試合の両軍、
審判の皆様、ありがとうございました!

そして第1試合
両軍から満塁ホームランが飛び出した
ロジス対チューハイズ戦は、
8対7でロジスが勝利!

第2試合
土手下倶楽部対スターズ連合チームは、
6対1で土手下倶楽部が勝利!

土手下倶楽部 多田監督は
『先発宮下が試合を作ってくれた!
バッティングも良かったし、優勝を目指します』

と、ニッコリ!

鋭く曲がるスライダーが良かった宮下投手だが
実は、エースがもう1人いるとか。

みんな若くて走れるし、バッターも甘い球を
しっかり捉えてくるし、
土手下倶楽部、強いチームですね!

第3試合
ジャパン対美浜シャークスは
3対0でジャパンが勝利!

第4試合
ホワイトキャップス対中外マリーンズは
4対1でホワイトキャップスが勝利!

レッドリーグ優勝の美浜シャークス、
そしてホワイトリーグ優勝の中外マリーンズ。
こうして優勝チームと戦えるのも
トーナメント戦の楽しみのひとつです。

さて来週は、雨で流れてしまった6試合が
仕切り直し!準々決勝まで進む予定です!

中田球場で予定されている
ロジテムズ、ハイパーレブ、瑞穂野球倶楽部、
ドルフィンズの4チームの皆さんは、勝ち進めば
来週はトリプルヘッダーになってしまいますが
適度に無理して……頑張ってください!


という訳で、来週は当初の予定を大きく変更して
試合が組み直されていますので
各チーム確認よろしくお願いします!
特に審判ですね。




























第36回    2012.11.11  『決着の時』

既に優勝チームが決定したゴールドリーグ、
レッドリーグに対し、最終戦までもつれた
ホワイトリーグ!

勝てば優勝の直接対決!
千葉工大千種グラウンドで行われた
チューハイズ対中外マリーンズ戦。

雨が心配されたものの、なんとかもちそうな
曇り空の中、闘志溢れる熱戦が繰り広げられました!

チューハイズ先発は、若き19歳浦田投手。
スナップ効いた速球と緩いカーブで翻弄する
好投手です。

この日の浦田投手は、筆者が見るに、
外角低めにビシバシ速球が決まり、
まさに絶好調。

いいピッチャーの速球が外角低めに
ビシバシ決まる…。

野村監督の言うところの【原点】ですよ。

つまり一番打たれる確率が低いところですね。
そこにスイスイ投げてくるわけですから
厳しいですよ、中外マリーンズにとっては。

これはチューハイズが先制すれば
チューハイズが勝つと筆者は見ていた。そして!

3回表。
ついに押し出し四球で1点を先制したチューハイズ!

中外マリーンズにとっては、エラーから始まり
押し出し四球で1点という悪い点の取られ方を
しただけに、ムードは一気に落胆ムード!

そんな重苦しい中外マリーンズのムードを
打ち破ったのが!
この日、中外マリーンズ打線の6番に座った
もうじき50歳の室町辰雄選手!

4回裏中外マリーンズの攻撃で
この回先頭の玉江選手が死球で出塁し、
ノーアウトランナー1塁で回ってきた室町選手!

0対1。中盤で1点ビハインド。
名門 近大野球部の主軸を張った室町選手とはいえ
ここは自らバントを意識して打席に立った。

しかし!ワンストライク ツーボールから試みた
バントは痛恨の失敗!

ツーツーと追い込まれてしまう。そして5球目。

外角低めのストレート!
室町選手は前かがみで見送った!

ボール!!!!

ややコースが外に外れていた。
並のバッターなら振っていましたよ、あの球は。
いや、ホントよく見た!

カウントはスリーボール ツーストライク!

この時、室町選手は、ヤマを張っていたという。

『この場面、外角低めしかない!』

誰もが固唾をのんで見守った6球目!
予想通り、外角低めに投げ込まれた
渾身のストレート!

『カキーン!!』

真っ芯で捉えた打球は、レフトの頭を越え、
一塁ランナーは、一気にホームへ!セーフ!同点!
会心の一打を放ったドラゴン室町は、
2塁ベース上でドヤ顏だ!

しかしながら外角低めのストレートを
狙って打つとは……。

普通狙って打っても打てませんよ、あのコースは。
しかも右方向ではなく、レフトオーバーとは。
全盛期の清原和博を彷彿させる一打ですよ。

『打つか、三振かと思っていた』

と振り返るドラゴン室町!

あの場面でキッチリ外角低めにストレートを
投げ込んだ浦田投手もアッパレですが、
その上を行きましたね、この時の室町選手は。

しかしあの球、もう一回打てと言われて
打てる球かといえば、おそらく難しい。

そんな名勝負だったかなと思います。

この室町選手の一打で流れを引き戻し
この回一挙3点を奪った中外マリーンズ!

このまま試合は、3対1。
中外マリーンズが勝利し、大混戦のホワイトリーグを
制した!

実は6回表にチューハイズが4番宮崎選手の
レフトオーバー二塁打で逆転したのですが…。
時すでに遅し……。時間切れでした。

『最後もう少しキレイに勝ちたかった。
とはいえ、うれしいものですね。』

と、中外マリーンズ加藤監督。
この優勝で加藤監督は、満場一致で
来季の監督続投を決めた。

この日、三つ巴優勝争いの一角、
デストラクションも勝利し、
ホワイトリーグは優勝 中外マリーンズ、
2位デストラクション、3位チューハイズ!

ここ数年で稀にみる熾烈な優勝争いでしたね。

そして、筆者が気にしていたもう1試合。
ゴールドリーグの降格争いで
勝った方がゴールド残留だった
千葉テプーン対ビッグウェーブズの一戦は
5対4でビッグウェーブズが勝利。

点差から察するにこちらも熾烈だったようで……。

生で見たかったなぁ。

さて、来週からいよいよ、ゴールド、レッド、ホワイト
入り乱れて戦うトーナメント戦の開幕です!






































































第35回    2012.11.4  『三つ巴の最終週へ』

ホワイトリーグ優勝争いも超大詰め!
企業庁グラウンドで行われた
チューハイズ対デストラクションは、
6対3でチューハイズが勝利!

チューハイズの先発は、今年新加入した
19歳の若き浦田投手。
スナップの効いた速球と鋭く曲がる変化球を
巧みに織り交ぜ、デストラクション打線を抑えた。

この浦田投手、コントロールもあり、
緩急も使えて、速球も速い。
つまり、すばらしいピッチャーという事です。

これまでのリーグ戦では、14奪三振とか
12奪三振とか…三振の山を築いてきたという
浦田投手ですが、それでもこの日の
デストラクションは、よくミートし、
しぶとい打撃で3得点。
粘りをみせてくれました。

さすが、ここまでホワイトリーグの優勝争いを
引っ張ってきたチームです。

チューハイズは、柴崎監督が寝違えて
首が動かない状態なのに、メンバーがギリギリ
という事で、首の固定を外して
気合いでサードを守っていた。

その気合いが重要な試合の流れを引き寄せたのかも
しれませんね。

来週は、いよいよ農政センターで
チューハイズ対中外マリーンズ。

勝ち点25で並ぶ両軍!
このリーグ最終戦で、勝った方が優勝という
天下分け目の決戦へ!

『勝つ自信はある!』

と、チューハイズ柴崎監督。

若き浦田投手を擁し、最短でのゴールドリーグ進出も
見据え始めたチューハイズ。
まずはホワイト優勝に向け、モチベーションは
かなり高い。

来週の大一番、もし両軍が引き分ければ
デストラクションにもタナボタ優勝の可能性が!
もちろんデストラクションが最終戦で
ロジテムズに勝てばの話なのですが。

『最後絶対勝って、プレッシャーを与えたい!』

と、デストラクション中村監督は、まだ優勝を諦めては
いなかった!

実に見応えのあるホワイトリーグ優勝の行方。
チューハイズか!中外マリーンズか!
デストラクションか!

来週、雨で流れないように、祈るばかりですね!











第34回    2012.10.28  『強さの秘訣』

ダイナマイッツ初芝嘉輝監督代行が
1回、2回、3回と宙を舞う!

この日、行われたジャパンとのリーグ最終戦は
0対2で敗れたものの、既に優勝を決めていた
ダイナマイッツは、その試合後、
農政センター三塁側ベンチ前で優勝の胴上げ!

思い起こせば、2010年、
ゴールドリーグ初制覇。
その翌年は千葉県早起き野球大会でも
あっさりと初勝利!
今年は関東大会で3位!先日の全国大会でも
1回戦を突破するなど、ここ数年でめざましい
躍進を遂げたダイナマイッツ。

エース小安友投手のハイレベルの投球は
このふれあい野球ダイジェストでも度々取り上げ、
ダイナマイッツの強さを語る上でどうしても
そこだけが注目されがちだが、
勝負強いバッティング、走塁での集中力、
チームの団結力など、丸選手や市川選手、
小安直選手などを中心に、とにかく勝負所での
うなるプレイが光っていたと思います。

そして1年を戦う上で主力が毎回揃う事が難しいのが
草野球。そんな主力が揃わない時、坂本寿選手など
65歳を超えた超ベテラン勢が
レギュラー陣顔負けの活躍!

試合に出ようが出まいが、とにかく試合に来てくれて
いざという時に活躍してくれる選手。
こういう縁の下の力持ちの支えがしっかりしている
ところが、ダイナマイッツの凄さですよ。

試合にも早く来て、準備を怠らないところなど
ダイナマイッツには、見習うべきところが
たくさんありました。

そんなダイナマイッツとこの日、リーグ最終戦で
対戦した我がジャパン。ダイナマイッツにとっては
消化試合だったかもしれないが、ジャパンとしては
何としても勝ち、2位を死守し、
来年の県大会出場権を勝ち取りたい試合。

その試合で筆者も打席に立ち、
ダイナマイッツのエース小安投手の初球、
やや低めのストレートを芯で捉え、
レフト前ヒットで出塁。

自慢させてもらっちゃいますが、
筆者の中で、今季一番の当たりでしたよ。

全国大会からの肘痛を堪えて登板していた
小安投手とはいえ、好投手からのヒットというのは
嬉しさ格別。
その余韻に相当浸り、筆者のこの日の晩ご飯は
すき焼きにしましたよ。

小安投手に敬意を表して、
肉はそごうで和牛を購入しました。

試合は、ジャパンがエース菊池投手のあわや
ノーヒットノーランの好投、その菊池投手の
レフトオーバータイムリー二塁打などで
2対0で勝利。リーグ戦2位に滑り込んだ。

さて、ふれあい野球リーグ戦も残すところ
あとわずか……。

ホワイトリーグ優勝争いは、最後の11月決戦へ!
来週は、デストラクション対チューハイズ!
見ものですね!




































第33回    2012.10.21  『抽選会!』

ホワイトリーグ優勝争い!
注目のチューハイズは、キャッツアイと対戦!

結果は、4対0でチューハイズが勝利。
優勝に向け、負けられない試合で
無失点でキッチリ勝ちきったチューハイズ。

これで首位中外マリーンズが勝点25。
デストラクションが勝点24。
チューハイズが勝点22。

しかし残り1試合の中外マリーンズに対し
デストラクションとチューハイズは
残り2試合。

チューハイズは、その残り2試合が
デストラクション戦と中外マリーンズ戦だ!

三つ巴の優勝争いの、まさに中心にいる
チューハイズ!
そんなチューハイズの今週の戦いを見届けられなかったが
この緊張感溢れる戦いを無失点勝利した
チューハイズに、何か特別な勢いを感じるのは
筆者の気のせいだろうか……。
厄年の筆者が言うと、
不吉な予感になってしまうかなぁ……。

今週はチューハイズ戦の観戦を差し置いて
他リーグの友人チームに助っ人参戦し
トーナメント戦2試合を戦ってきた筆者。

打順は5番を任されたものの、得点圏にランナーを
置いた場面で、ことごとく内野フライなどに倒れ
チャンスを潰しノーヒット。

3年前、妻に内緒で3万4千円で購入した
ディマリニの【飛び過ぎ注意】バットを試合に
持参した筆者だったが
このバット、この日は持ち主の筆者に快音を
もたらさなかった。
しかし他のメンバーに使っていただき、快音連発3安打!

筆者はバットで、キッチリ仕事してきたという訳です。
チームはトーナメントで優勝し、めでたしめでたし!

おそらく次回は、バットだけ貸して!って
言われるかもしれない。

ところでふれあい野球連盟の11月のトーナメント戦も
20日土曜日、組み合わせ抽選が行われました。

今年は、ふれあい野球リーグから14チーム。
オープン参加で4チーム。計18チームで争う
トーナメントです。

そのオープン参加チームですが
まず轟中学校野球部OBを中心に結成した
その名も【轟】。若いチームですよ。

そして去年、会社の野球好きが集まり、結成した
平均年齢30歳の【ロジス】。

【土手下クラブ】は、高校の同級生が集まったチームで
高校のグラウンド近くに土手があり、その下の
草ボーボーの場所が溜まり場だった事を懐かしみ
付けられたチーム名だそうですよ。

さらに【ハイパーレブ】は、地元の集まりのチームで
平均年齢25歳!7割が野球経験者で『優勝狙ってます』
と宣言!

という訳で、トーナメント開幕は11月18日。
今年で11回目を迎える今大会。
なんかふれあいのトーナメントも
歴史ある大会になってきましたねぇ。






































第32回    2012.10.14  『胴上げラッシュ!』

ゴールドリーグ優勝争いは、
首位ダイナマイッツがスターズに勝ち
2位ジャパンがウイングスに2対3で敗れた。

その結果、ダイナマイッツが2試合を残して
ゴールド優勝が決定!

ジャパン監督の筆者としては、ギリギリまで
優勝争いを盛り上げたかったのだが……。
今は、悔しさいっぱい、胸いっぱいである。

『土屋さん、こういう時のウチ、結構強いですよ』

と、試合前夜、電話で話したのは
ウイングス宇留間選手。

優勝へ向け、負けられないジャパンと
気負いのないウイングス。

たしかにこういう時のウイングスは
特に最高のパフォーマンスを
過去にも見せていたような記憶が…。

この日の初回、ジャパンが三塁を狙った走塁で
ウイングス センター阪本選手が三塁へ
ストライク返球!ノーアウトランナー三塁に
なるはずが、ノーアウトランナーなしに……。

投げては、ウイングス宍戸投手が
ジャパン打線を翻弄!
前回登板では、四球で自滅した宍戸投手だったが
この日はコントロールバッチリだった。

今思えば、宇留間選手の前夜のささやき戦術に
はまり、固くなった筆者の雰囲気が
ジャパン全員に伝わってしまったのかもしれない。

しかしながら、やはりウイングスの
ベストパフォーマンスとここで出たというべきだろう。

ウイングス……。
尊敬の意味を込めて……嫌なチームだ。

一方、レッドリーグ優勝争い直接対決!
美浜シャークス対オヤジーズは、
美浜シャークス大手監督が宙を舞った!

『団結力だな。前回オヤジーズに負けてるから
借り返そうと……。久しぶりに胴上げされた。』

試合前夜……というか、当日朝4時ごろまで
飲んでいたという元気な65歳大手監督。

本来なら、試合を休みたかったのかもしれないが
胴上げがかかる朝9時からのこの試合!
来ないわけにはいきません!

試合は、美浜シャークス小林選手、堤選手の
ツーベースヒットなどでコツコツと1点ずつ、
得点を重ね、投げては伊橋投手が2安打完封!

オヤジーズは、3回の攻撃でランナー1塁3塁とし、
一塁ランナーがスチール!

バッター大田選手がキッチリ捉え、打球は
センター前へ抜ける!……と思われたが、
盗塁で守備位置を動いていたショート正面をつき、
ショートライナー!チャンスを潰した。

オヤジーズは、終始流れを掴めなかった形で
0対3。涙をのんだ。

『相手ピッチャーが良かった!
ウチは三振多かったし、2安打じぁあね。』

優勝決定直接対決で敗れただけに
負けて納得…といった表情のオヤジーズ荒野監督!

残る優勝争いは、ホワイトリーグ!
デストラクションか!中外マリーンズか!
チューハイズか!

この日、デストラクションがキャッツアイに勝ち、
大きく優勝を手繰り寄せた!

残り2試合、全勝ならデストラクション優勝だが
はたして!






































第31回    2012.10.7  『歴史的1勝!』

は~るばる来たぜ函館~

……ではなくて、はるばる秋田にやって来た
ダイナマイッツの15人の草野球戦士達!

ふれあい野球連盟代表、いや、千葉県代表として
9月29日 30日の2日間、
秋田県で行われた第32回全日本早起き野球大会に
出場したダイナマイッツ!

結果は!

1回戦秋田代表 本荘北倶楽部を相手に
ダイナマイッツのエース小安(友)投手が完封!
打線も安村選手が右中間ランニングホームラン
などを放ち、7対0で勝利!

ふれあい野球連盟として初出場の大舞台で
あっさりと歴史的初勝利を飾った!

2回戦は、北海道代表のコピーサロンサブ。
3回戦進出を見据え、エース小安投手を温存し、
普段はサードを守る事が多い吉田選手を先発に。

しかし、ダイナマイッツ守備陣が乱れ
序盤に6失点。結局0対6で敗れ、
ダイナマイッツの全国大会は終わった。

0対6の4回、65歳の坂本(寿)選手が
チーム初ヒットとなるセンター前ヒットを放ち、
喝をいれたものの、全国の強者を相手に序盤の
6失点は、厳しかった……。

全32チームが参加した今大会。

全国のレベルはやはり高く、1回戦の本荘北倶楽部
2回戦のコピーサロンサブ ともにピッチャーの
球は、ワンバウンドかと思われた球が
バッターの膝下にスーッと入ってくるという
剛球だったといいます。

そんなレベル高き全国大会の舞台で
ふれあい代表としてあっさりと1勝を挙げてきた
ダイナマイッツ!

2回戦敗退が決まった秋田の夜は
酒豪打線が爆発!丸選手、木寺選手、谷川選手を
中心に、バックスクリーン3連発級の
大ハッスルで秋田経済の活性化に大いに努めたという。

帰りは、仙台に立ち寄り、牛タンを頬張ったという
ダイナマイッツナイン。

金曜日の夜10時に千葉を出発し
朝5時に秋田到着。そのまま2試合をこなし
夜は秋田で豪遊。
翌 日曜日朝10時に秋田を出発し、
夜8時に千葉到着!

アメリカのマイナーリーグの選手のような
強行日程をこなし、見事1勝をあげた
ダイナマイッツナイン。

ホントにお疲れ様でした。

さて、この週末も雨で全試合中止となり
優勝争いに水を刺されたふれあい野球リーグ戦。

トーナメントの開催が心配だなぁー













第30回    2012.9.30  『決戦の日は?』

オヤジーズが4対2でヒポポタマスに勝利!
エース富澤投手と4番大平選手を欠いていたものの
絶対負けられない戦いを制した。

一方の美浜シャークスもライアーを相手に
満塁のチャンスで4番梅田選手がレフトオーバー二塁打!
10対0でコールド勝ち!

レッドリーグ2強の熾烈な優勝争い!
これで美浜シャークスが勝点28。
オヤジーズが勝点27。

お互い残り2試合を残して
いよいよ直接対決の日が決まりました!

ワクワクドキドキの10.14企業庁決戦である。

これが最終戦ではないのですが、
事実上の優勝決定戦といって良いのではないでしょうかね。

奇しくも、企業庁グラウンドは今季をもって
使えなくなってしまいます。
そんなメモリアルなグラウンドが両軍の決戦の
舞台となるとは……。ドラマだなぁ。

『10.14。メンバーかなり揃いそうなんで……。』

電話でそう話したオヤジーズ荒野監督。
きっと電話口では、自信の笑みを浮かべていたはずである。

一方美浜シャークス小林主将は
『大手監督を胴上げできるかどうか。
とにかくオヤジーズとの一戦は、負けられない!』

この10.14企業庁決戦。
きっとふれあい野球ファン1万人が集結するだろう。
筆者の妄想では……。まあ、それほどの注目度ですよ。

千葉テレビでは、中継を検討しているとか、
していないとか。

シャークス、オヤジーズの両軍が願わくば
ベストメンバーで戦えることを期待したい。
まあ、草野球は、その日来たメンバーがベストメンバー
なんですけどね。

そして我がジャパンもゴールドリーグ優勝争いの
火を消すまいと臨んだスターズ戦!

肺炎から復活したジャパンのエース菊池が
3回、スターズ打線に捕まり、一挙5点を献上!

正直、ダメかと諦めかけた筆者でしたが、
その直後のジャパンの攻撃でランナーを二人置いて
9番安藤選手が執念のボテボテサードゴロ!
これが相手の送球ミスなどを誘い、あれよあれよと
この回一挙4点を入れ、再逆転!

プレッシャーのかかる打席では、三振か
内野フライに終わる事って多いですよね。

ボテボテでも転がす事が大きいんですよ。

イチローが凄い事の一つは、フライを上げず
内野ゴロを打ってるとこですよ。

おっと、話が脇道に……。

というわけで、ジャパンが6対5で勝利!

これで首位ダイナマイッツに勝点差1に迫った。
残り試合ダイナマイッツが3試合。
ジャパンが2試合。

ダイナマイッツ有利に変わりはないが
優勝争いは、まだ終わっていない!

ところで、この7月にリニューアルしていた
天台軟式球場で、初めて試合をした筆者。

これまでの2面グラウンドではなくなって1面に。
マウンドも新たに作られ、最高のグラウンドに
変身しました。





































































第29回    2012.9.23  『国家プロジェクト』

我が家の玄関先に咲くひまわりも
どこか もの寂しげな日曜日。

ゴールドリーグの熾烈な残留争いで
どちらも負けられない一戦だった
千葉テプーン対ビッグウェーブズ!

そして残り試合 全勝でゴールド残留を狙う
ホワイトキャップスは、すでに安全圏内に
入った感のあるヤングパイレーツと対戦!

レッド残留争いで土俵際に立たされている
瑞穂野球倶楽部は、プレジャーズと!

ホワイトリーグ優勝争いの大一番
デストラクション対チューハイズ戦もあった!

そんな熱き戦いも全て、雨で流れてしまった。

草野球を愛する者として、雨を平日に降らす
マシンが開発されることを、切に願う。

こうした研究開発は、ちゃんと進んでいる
のだろうか。国は真剣に考えてもらいたい。


雨ですっかりテンションが落ち、
昼過ぎまで寝て、ぐうたらに過ごした筆者。

この日の前日、筆者は大阪で行われた
吉廣くん36歳の結婚式に出席!

吉廣くんとは、筆者所属ジャパンの創設期を
支えた1番打者。ジャパンでの初打席では、
初球を幕張西球場のライトスタンドに
放り込んだ男である。

数年前、仕事の都合で地元大阪に帰り、今は
大阪の草野球チームに所属しているが、
彼の着けていた背番号9は、
ジャパンでは永久欠番となっている。

そんな彼が、ゴルフ合コンでたまたま同じ組だった
という才女と出会い、めでたくゴールイン!

【ふれあい野球連盟 運営委員長】……。
結婚式の席次表に書かれた筆者の肩書き。

笑いのわかる男、吉廣くんの粋な計らいである。
たぶん周りの人は、『誰だ、この人』と
思っただろうな。









第28回    2012.9.16  『同名の因縁?』

右の写真は、ダイナマイッツ8番打者 津田選手が
左中間を痛烈に抜ける大飛球を放った瞬間を
捉えた奇跡の一枚です!

狭い古市場球場だったので、一塁で止まったものの
もし東京ドームだったら、ランニングホームラン
だったかもしれません。

この写真、ふれあいベストショットオブザイヤーに
ノミネート決定しました。

というわけで、古市場球場でウイングスと対戦した
ゴールドリーグ首位ダイナマイッツですが
エース小安投手をウイングス打線が捉え、
2点先制されるなど苦しい展開!

しかし、ダイナマイッツは連続押し出し四球、
パスボールなどで4点をプレゼントされ逆転!

ところが!最後の最後にウイングスの見せ場が!

6回裏、2対4、2点負けているウイングス。
4番小川選手の弾丸レフト前ヒット!
6番荒井選手のライトオーバー二塁打で
ツーアウトランナー2塁3塁。
一打同点の場面だ!

試合残り時間は、あと5分…。

この男に両軍の命運は託された……。

ウイングスの8番打者古市選手。

筆者は、この最大の見せ場で古市選手に
回ってきた巡り合わせに、なにか不思議な縁を
感じていた。

なぜなら古市場球場だったから。

念のため説明いたしますと、古市場球場での
最大の見せ場で古市選手、つまり名前が
ピンと来たわけです。

ダイナマイッツの皆さんには悪いですが、
『これは打つ』と、筆者の勝負師の本能が
ビリビリと来たわけです。

ですが、結果は……三振!

ウイングス小林選手らによると
今季初めての参戦だった古市選手は、
試合序盤の満塁機にも凡退……。

この日、良いところはなかったといいます。

古市場球場と名前がソックリだからといって
活躍できるほど野球は甘くないということか……。

古市選手、いつか
【古市選手!古市場球場でサヨナラ満塁本塁打!】

こんな見出しでふれあい野球ダイジェストの一面を
飾ってほしい!


そしてゴールドリーグでダイナマイッツを追う
ジャパンとセクシャル両軍が対戦した一戦!

ジャパンは、エース菊池を肺炎で欠き、
セクシャルもエース柴田を結婚式出席で
欠いた状態……。

しかし!菊池投手の代わりに投げた
ジャパン‰下田投手は、5回のエラーで出塁を許すまで
あわや完全試合の好投!

一方、柴田投手の代わりに投げた
セクシャル民谷友人投手もジャパン打線を
ヒット2本に抑える好投!

二人とも代役と言うには失礼ともいうべき投球。

結果は、初回に良い場面の4番の一撃で
2点を先制し、優位に試合をすすめたジャパンが
3対1で勝利。

これでジャパンがダイナマイッツへの挑戦権を
得た形ですが、ジャパンとしてはダイナマイッツとの
直接対決まで無敗で迎えないと厳しい……。


ところでこの日、愛犬ハッピーを古市場球場に
連れて行った筆者。

右の写真もふれあいベストショットオブザイヤー
ノミネート決定です。


































第27回    2012.9.9  『激戦ホワイトリーグ!』

企業庁グラウンドで行われた
ホワイトリーグ前半戦最後の試合。
デストラクション対ボンバーズ!

6回表。デストラクションはランナーを3塁に置いて
1番清水選手がレフト前タイムリー!
清水選手はこの日、3打数3安打の猛打賞だ。

11対1。13安打6長打を浴びせた
デストラクションが6回コールドで
ボンバーズに勝利した。

この試合の前夜、デストラクション中村監督は
西千葉にある居酒屋藍で
夜11時頃まで飲んでいたという。

居酒屋藍といえば、混戦のホワイトリーグ優勝争いで
まだ直接対決を残すチューハイズの柴崎総監督が
経営する店である。

『チューハイズも本気で優勝狙ってるって!』

デストラクション中村監督は、自ら敵地に乗り込み
身の危険を犯して、チューハイズのチーム事情に
ついて探りをいれてきた訳である。

中村監督は、朝9時からのボンバーズ戦で
微妙に二日酔い状態でマウンドにも上がり好投!
ヒットも放ち、盗塁にも成功!
2連敗中のチームを勝利に導き、勝ち点21に。

一方のチューハイズは、この日ロジテムズに
勝利し、勝ち点19。

中外マリーンズが同じく勝ち点19。
キャッツアイが勝ち点18。

デストラクション優位だが、
ホワイトリーグ優勝争いは、大混戦だ。

レッドリーグ優勝争いは、
美浜シャークス、オヤジーズの一騎打ち!

10月のシャークス対オヤジーズ戦は
筆者もぜひ見に行きたいところです!

ゴールドリーグ優勝争いは、マジック3が
点灯しているダイナマイッツをジャパン、
セクシャルが追う!

今年41歳!本厄の筆者が逆転優勝を達成する事で
全国の子供達に【どんな逆境でも乗り越えられる】
という事を証明してあげたい。

ダイナマイッツの皆さんには、その辺の筆者の
気持ちを察していただければと思います。


ところで、この日のデストラクション対
ボンバーズの試合でセンターを守っていた
ボンバーズ土井選手が、左中間の打球を追った際
右足付け根あたりを肉離れ。

それを見ていたデストラクションの井坂選手が
テーピングで迅速な応急処置!

じつは井坂選手は
西千葉にある赤塚接骨院の院長。

手際が良いはずである。
肉離れに見舞われてしまったものの
不幸中の幸い。土井選手、お大事にしてください。






















第26回    2012.9.2  『雨のSeptember』

自宅周辺が大雨でも、最近の雨は、
局地的なものが多く、試合が中止なのかどうなのか
判断しづらくて困りますね。

9月2日日曜日、朝からザーッと降った雨。
遠くの方では晴れ間が見えていたので、
ウチの周辺だけなのかなと思いきや
やっぱり試合は中止。

中止が決まった矢先の午後からは
快晴だったのが、にくらしいですね。

今季のリーグ戦は、やや日程が遅れているだけに
今週の中止は痛いです。

我がジャパンは、この日午後から
ウイングスと対戦予定でしたが、中止。

実はこの日、ジャパンは人数ギリギリで
腰痛気味の筆者も出場しなければならなかっただけに
正直言って、恵みの雨。

一方ウイングスは…

『ベストメンバー揃ってましたよ。
土屋さん、持ってますね……。フフフフフ。』

と、ウイングス宇留間選手から電話をいただき、
受話器ごしに、探りを入れあいました。

連勝でゴールド上位グループに滑り込んだウイングス。
勢いに勝るウイングスにベストメンバーでこられたら、
こちらも戦力を整えなければ厳しい。

今回は、宇留間選手の言うとおり、
我がジャパンにツキがあったということか……。

とはいえ、1カ月以上試合がなかっただけに
試合したかったなぁ~。


第25回    2012.8.26  『ふれあい代表堂々の3位』

千葉県内の5団体、8チームが集結し
木更津市で行われた千葉県早起き野球大会。

第30回記念大会となった今回は
ふれあい野球連盟代表として昨年度の
ゴールドリーグ覇者セクシャルが出場!

4番小林選手が4打数4安打の大爆発!そして!
エース柴田投手から新婚籾山投手に継投し
完封リレー!

1回戦茂原市代表シーレックスと
対戦したセクシャルは、7対0で初戦を突破した!

しかし!

準決勝で木更津市代表ダイナミックスターズと
対戦し、0対4で敗退……。

10人ギリギリだったセクシャル。
真夏の2試合目は、明らかに柴田投手にも
疲れが見え、球威は落ちていた。

それでも緩急と丁寧にコースを突き、
強豪ダイナミックスターズ打線を中盤まで
1失点に抑えていた。

願わくば、人数にゆとりがあったなら
本来の躍動感がもっと見られたのかもしれません。

しかし!しかし!
柴田投手の投球は、さることながら
シャープに転がして内野を抜いていく
バッティングといい、
県大会の舞台で、堂々の活躍!お見事でした。

今回、県大会に出場する強豪チームを見て
改めて感じたのは、ミート重視でフルスイングは
あまりしていないということ。

ミート重視でも芯に当たれば、十分外野を
超えるし、それよりもやはり強い打球で
ゴロを転がし、内野手の正面でも捕球が難しく
外野に抜けていく。

強いチームは、スイングを7割ぐらいの力に抑えて
その分、ミートを意識して、結果、内野フライや
三振が少ない。

強い内野ゴロを打てば、どんなに鍛えられた
内野陣でも、いずれミスが出るんだなと
感じました。

決勝戦は、
ダイナミックスターズ対八幡屋(市原市)。

結果は、4対2でダイナミックスターズが
4度目の優勝。これでセクシャルは3位となり
来年の栃木で行われる関東大会への出場権を
得ました。

一方、今回の県大会では、ふれあい野球連盟の
審判部、佐々木前審判長、室町審判長、
今季から審判部に加入した田中克彦審判員の3人が
主審を務めた。

勝利にこだわる強豪チーム同志の熱気あふれる試合を
我がふれあいの審判団が仕切っている様は、
なんと誇らしいことか!

セクシャルが今年も一回戦を突破して
ふれあい野球連盟のレベルが上がったと感じるのと
同じく、審判レベルも上がっていると
言っていいのではないでしょうか。


ところで、レッドリーグ5位以内最後の切符を賭けた
稲毛フェニックス対美浜シャークスの一戦の
結果はどうなったのでしょうか。

稲毛フェニックスか、ドルフィンズか、
気になる~!


























第24回    2012.8.19  『決戦の日曜日』

8月18日土曜日、船橋のサッポロビール園で
全30チーム88名が参加して行われた
ふれあい野球連盟の大納涼会!

普段、熱い戦いを繰り広げるライバルチームの
面々と野球談義に花が咲く参加者達!

その一方で、試合日程を担当する津田日程委員長は
出来たてビールをチビチビと飲みながら
苦悩していた……。

『各リーグ大混戦で、上位グループと
下位グループが、まだ決まらず、
試合日程が組めない…』

それもそのはず…、特にホワイトリーグは熾烈!
5位以内争いでチューハイズ、ロジテムズ、
中外マリーンズが勝点13で並び、
さらにマリーンズ、ドスカラスも前半戦残り試合を
全勝すれば、勝点14となり、5位以内の
チャンスを残す。

この5チームのうち上位グループに残るのは
3チーム。

翌日筆者は、農政センターで行われる
中外マリーンズ対ドスカラス戦の現場に急行!

快晴かと思われましたが、農政センターに向かう
千城台周辺で突然の局地的豪雨に遭遇。
試合中止を覚悟した筆者でしたが
農政センター到着時、まだ奇跡的に雨雲は
到達していなかった!

雨雲到達を避けるかのように、
両軍の試合は、テンポの良い試合展開!
あと50分も残して6回表に突入していた!

中外マリーンズは先発中村投手から菊池投手に継投。
ドスカラスは星屋投手が四球を出さない
打たせて取るピッチング!
0対0の投手戦だ!

雨雲が間近に迫っている事を知っている筆者。
6回裏、中外マリーンズの攻撃。
筆者はここで点が入らなけれは、
雨天コールド試合かと心配していたのですが…。

中外マリーンズは、ツーアウトランナー3塁から
2番尾羽選手が値千金サードゴロ!
これが三塁手の送球ミスを誘い、1点先制!

そしてドスカラスも7回表、絶好のチャンス!
ワンアウト満塁!一打逆転の場面だ。
しかし中外マリーンズ菊池投手は
気迫のストレートを投げ込み、2者連続三振!

1対0。中外マリーンズが大接戦を制して、
上位進出を決めた!

もう一つの気になる一戦!
古市場球場で行われた
キャッツアイ対マリーンズ戦は
マリーンズが敗れ、上位進出を逃した。
ホワイトリーグ上位5位以内は、
キャッツアイ、デストラクション、ロジテムズ、
中外マリーンズ、チューハイズに決まりました。

今ごろ、津田日程委員長が安堵の表情で
9月の試合日程を組んでいるはずです。

それにしても上位進出を争う大一番、
1点ビハインドの最終回、
ツーアウト満塁で回ってきて
痛恨の三振に倒れた
ドスカラス8番奥脇選手!

試合後、筆者が奥脇選手の名前を確認しようと
ドスカラスの生え抜き 渡辺選手のところに
いったところ……

『三振したやつ!満塁で三振したやつ!奥脇です!』

と、言葉の節々にトゲトゲしさを
隠せないドスカラスナイン。
奥脇選手に同情します。

ちなみに、この2週間、筆者は
深夜のオリンピック観戦疲れと
夏休み東北旅行のため、
ふれあい野球ダイジェストを休んでいたのですが~

大納涼会では、各チームの方から
再開の問い合わせをいただきました。

リーグの戦いも全開モード!
観戦にベンチ周辺をうろつきますので
怪しい目で見ないようよろしくお願いします!


















第23回    2012.7.29  『カンパイ!』

ロンドンオリンピック開幕!

28日土曜日深夜1時すぎ、重量挙げ女子の
三宅宏実選手が見事トータル197キロを挙げ
銀メダルを獲得した場面をテレビの前で見守った筆者。

そして、眠い目をこすりながら朝8時半すぎ
ビッグウェーブズ対ドンタコス戦の審判のため
中田球場に到着!

我ら草野球人にとって、オリンピックよりも
目の前の試合の方が大事なのでありますが……
やはり寝不足なのは否めない。

試合は3対0でビッグウェーブズが勝利。
ビッグウェーブズは、ランナーを出し、バントで
送ろうと試みるも、ことごとく失敗してしまい、
結局内野フライを上げてしまったりと、
じれったい攻めでなかなか得点できず…。しかし
一塁ランナーが挟まれた間に三塁ランナーがうまく
ホームインし、先制。

ドンタコスは、守備のミスが重なり接戦を
落とした形に。

バントって確実にランナーを進めるための
簡単な策のはずなのに、難しいですよねー。

なかなかバント練習ってできないんですよ。

筆者も以前、バッティングセンターでバント練習しようと
125キロのゲージでトライしたものの、
周りの冷ややかな目を意識して、やめてしまいましたよ。

バッティングセンターでバント練習って
ストイックな感じの奇妙なおじさんに映っている気がして
どうも気が引けるのは筆者だけでしょうか。

それはさておき、ジャパン対ダイナマイッツ戦。
前半戦最大のヤマ場!ゴールド優勝に向けて
どちらも負けられない一戦!

ここでも筆者所属ジャパンは、
ダイナマイッツ小安投手の剛速球を前に
バントを決められず…。ならば走れ!というわけで
盗塁を2度試みるも、失敗。

関東大会3位のダイナマイッツに、無敗の勢いで
挑戦したジャパンでしたが、
初回ノーアウトランナー1塁2塁とした
ダイナマイッツの攻撃で3番 手塚選手がサードゴロ。
これをうまく5ー4ー3とゲッツーを決めたのだが、
二塁ランナー小安(直)選手が本塁まで一気に突っ込み、
一塁からの送球をかいくぐり、間一髪セーフ!

ジャパンは終わってみれば
小安投手にたった2安打で完封され
0対3で敗れたのだか、初回の小安(直)選手の
走塁による1点がまさに痛恨でした。

接戦になればなるほど、走塁技術というのが
モノをいう。集中を切らさず、僅かなスキを突いて
確実に次の塁を狙う!常勝チームというのは、確実に
こうしたプレイをしてくるんですよね。

完敗てすよ。
しかし、重量挙げ三宅選手。
男子柔道平岡選手の銀メダルには、乾杯ですよ。

我がジャパンは、前半戦の日程を終え、
8月は試合がありません。
猛暑もさらに過酷になる8月。
試合を行う各チームの選手のみなさま!

熱中症を人ごとと思わず、しっかりと睡眠をとり、
水分をとり、万全の体調で試合に臨む事が
熱中症対策として重要なんだそうですよ!

五輪観戦で寝不足を公言する筆者が言うのも
なんてすが……。




































第22回    2012.7.22  『新ユニフォーム』

『ウチが全勝で終わる事はないからね。
まあ、中休みですよ。』

ホワイトリーグで開幕6連勝と、破竹の勢いを
みせていたデストラクションがついに……。

農政センターで行われた
デストラクション対マリーンズ戦。

2対1でデストラクションがリードしていた
5回表マリーンズの攻撃!

ノーアウト満塁のビッグチャンスを迎えた
マリーンズは、4番平木選手が押し出し四球で
同点とすると、5番篠選手が右中間へ
2点タイムリー二塁打!

さらにワンアウト2塁3塁となり
セカンドゴロエラーで2点追加。
この回一挙5点を奪ったマリーンズが
このまま6対2で勝利!

デストラクションは、打ち取ったはずの
セカンドゴロで不用意な2点を与えてしまい
この時点で集中力が切れてしまったかに見えた。

しかし負ける時はミスが付き物。
切り替えが大事ですよ。

これで6勝1敗となったデストラクション。
マリーンズも3勝2分2敗となり
優勝への望みを繋いだ形。

この日のデストラクションの敗戦を
間近で見届け、キラリと目を
光らせたはずの2チーム。
4勝2敗のキャッツアイと
3勝1分2敗のロジテムズ。

2位争いを繰り広げる両軍の直接対決!

キャッツアイは、この日初めての
新ユニフォームで登場!

『新しいユニフォーム、勝ちたいね!』

そんな意気込みで臨んだキャッツアイは、
2対2同点の4回裏、
ワンアウトランナー2塁で
1番菊池選手が痛烈なセンター前ヒット!
2塁ランナーは、ホームへ突っ込まず
3塁で止まったのだが、センターからの本塁送球が
後ろに逸れた間に再び本塁突入!1点勝ち越し!
打ったランナーが三塁に到達。

ここで2番平川選手がショートゴロを放ち
その間にさらに1点追加。4対2。

ヒットを打たれた後の不用意なボール処理で
余計な点を与えてしまったロジテムズ。

4対2。キャッツアイが勝利!
これで5勝2敗となり、デストラクションの背後に
ピタリと忍び寄った。

ロジテムズは3勝3敗1分に。
しかし例年だいたい3敗までは優勝ライン。
まだイケる。筆者の見たてでは打力は
ホワイトナンバー1ではないだろうか。
ポテンシャルは高い!新規参入初優勝を
まだまだ狙えますよ!
ホワイト優勝争いをさらに盛り上げてほしい!

デストラクション中村監督に
余計なこと言うな!と怒られそうですが…。

さて、前日土曜日は
審判代表者会議ということで各チームの
審判担当者が集結し、千葉県審判部長の野尻さんを
お招きし、様々なケースにおける審判の動きや
ここまでの試合の問題点などを確認しあった。

今季の大宮中学校での試合で
ファールエリアに飛んだ打球が木に当たって
野手が捕球。これがアウトと判定された
ケースがあったそうですが、
これはファール!と全員で再確認。

あと、主審、塁審ともにジャッジのコールが
早すぎるとの指摘が…。
バッターが空振りした瞬間に『ストライク!』。
しかし、ファールチップでキャッチャーがボールを
落としたら『ファールボール!』と言い直すのでは
かっこが悪い。

塁審も駆け抜けた瞬間に『アウト!』とコールした
直後、一塁手がボールを落として『セーフ!』と
言い直すのはかっこが悪い!

ということで、一拍おいてゆっくりコール
してくださいと、野尻審判部長からアドバイスが
ありました。

市原から毎回足を運び、熱い審判論を話して下さる
野尻審判部長に大感謝です。








































第21回    2012.7.15  『二者択一』

午後1時過ぎから農政センターで行われる
瑞穂野球倶楽部対ドルフィンズ戦を観戦せずに
身体を斜めに帰宅した筆者。

ぎっくり腰発症であります。

この日の前日、4年前から習っている合気道の
稽古中、準備運動的な軽い受け身を取った瞬間……

腰を襲った違和感。

稽古を途中で早退し、病院でシップをもらい
翌日の草野球に備え、家で安静にしていたのですが……

翌朝も痛みは引かず、かろうじて歩ける程度。

筆者所属ジャパンもこの日、ホワイトキャップスとの
試合があり、チームの道具一式持っている筆者は
行かない訳にはいきません。

農政センターで躍動するジャパン&ホワイトキャップス
両軍の選手の片隅で、バットを杖代わりに
かろうじて立つ、一人浮いた存在の筆者。

無理して参戦しても、周囲の皆さんに気を使わせて
しまうだけですし、この日は休むべきでしたねー。

両軍のみなさま、ご迷惑をおかけいたしました。

このあと行われた瑞穂野球倶楽部対ドルフィンズは
現在不調にあえぐ両軍同士。
レッドの降格争いも意識せざるを得ない両軍だ。

実は筆者、このレッド降格争いというのは
なぜか男のロマンみたいなものを感じてしまい
非常に見応えを感じてしまうのである。

それでも帰宅を選択した筆者。なにせ痛い。
まだ歩けるだけマシなのですがね。
どっちが勝ったのでしょうか。気になります。

ところで、ホワイトキャップスにこの日から
前ランブラーズ所属の岡部選手が復活。

人数不足で2010年を最後に解散してしまった
ランブラーズ。その主力だった岡部選手は
2年間の地方転勤を終え、嬉しい復活!

この日実はジャパンも6年間の九州転勤を終え
大黒選手が復帰。復帰第一打席でレフト前ヒットを
放ち、活躍しました。

ところで、この日は稲毛の浅間神社の夏祭り。
腰痛いと説明したはずなのに、横になったのもつかの間、
娘にねだられ浅間神社へ。

『神様、腰が治りますように。』

神に祈る方が治るのか、家で寝てた方が治るのか…。
う~ん。









第20回    2012.7.8  『全試合中止』

雨上がれ…
青葉でやりたい
日曜日
午後から晴れて
今さら遅い…


思わず短歌を詠んでしまった筆者。

つまり、青葉の森球場で4試合できた
はずなのに、前日土曜日から
日曜日午前中まで雨が降り、
試合が中止になってしまったにも
かかわらず、午後から晴れた事が
余計に憎らしいお天気よ……。

というキャッツアイ、マリーンズ、
オヤジーズ、稲毛フェニックス、
瑞穂野球倶楽部、ビーマックス、
ヒポポタマス、ドルフィンズの
皆さんのお気持ちを代弁した
つもりです。

滅多に試合できない青葉の森の日に
なんで降ってしまうのか?

人生とはうまくいかないものですね。
……そこまでの話ではないか。

という訳で、3月18日以来の
全試合中止になってしまった
今週日曜日。

とはいえ、例年に比べれば
順調に試合が
消化されている方ですよね。

梅雨明けも近いです!
本格草野球シーズン到来間近です!

試合が無ければ
ふれあい野球ダイジェストも
寂しいものです……。


 
第19回    2012.7.1  『禁句』

レッドリーグ注目の一戦!オヤジーズ対ライアー。
筆者がこの日ぜひ観たかった絶好のカードだったが
筆者所属ジャパンの試合が微妙にカブり、
観戦を断念。

試合後の夜10時半過ぎ、非常識を承知で
オヤジーズ荒野監督に直電すると、
飲み屋から帰宅したばかりのほろ酔い荒野監督が
試合結果を教えてくれました。
2対1でオヤジーズ勝利。

ライアー志村選手にも直電すると
志村選手はこの日、仕事で試合に行けなかったそうで
まだ夜勤が続いていたにもかかわらず、
2対1で負けた連絡をチームメイトから
知らされたことを、教えてくれました。
そして悔しさをにじませていました。

ソロホームランで先制したオヤジーズは
さらに二塁打を重ね追加点。
ライアーもあと一本出れば逆転というところまで
追いつめたものの及ばず・・・。

あくまでもゴールドで勝ちきる野球を目指すオヤジーズは
1点の重みにこだわり、ランナー3塁の場面では
あえてスクイズを試みたという。

しかしこのスクイズは失敗。

『ここでスクイズを決めて1点を取れないと
         ゴールドでは勝てない・・・。』

と、オヤジーズ荒野監督。
ただ勝つのではなく勝ち方にこだわる・・・。
誇り高きオヤジーズである。

レッドリーグは、5勝1敗のオヤジーズと
5勝1分けの美浜シャークスの
2強が抜け出し、優勝争いを引っ張る形。

この2強、まだ直接対決を残しているだけに
ぜひ直接観戦してみたいものです。


一方この日ゴールドリーグは
スターズ対ヤングパイレーツは、ヤングパイレーツが勝ち、
セクシャル対ジャパン戦は引き分けに。
ダイナマイッツ対千葉テプーンはダイナマイッツが勝った。

これでジャパンとスターズが前半戦残り2試合で
勝ち点15で並び、
ダイナマイッツが残りまだ3試合を残して勝ち点13。
ヤングパイレーツが残り1試合で勝ち点14。
セクシャルが残り2試合で勝ち点11。

僅差白熱の優勝争いで盛り上がってきましたね。

そのゴールドリーグ昨年の覇者
ふれあい野球リーグMVPの籾山元気選手(30)が
来週日曜日結婚式を挙げる事が
柴田投手のタレコミで明らかになりました。

お相手は高校の同級生でチアリーディングをやっていた
美女だといいます。

この日のジャパン戦も、お台場周辺で行われる
結婚パーティーの打ち合わせ終了後
ぎりぎりのタイミングで駆けつけた
籾山選手。

1対1で迎えた延長9回裏、四球で出塁した
籾山選手は、2塁へ盗塁し、送球がセンターへとこぼれ
処理にもたついた守備の隙を狙って一気にホームへ!

しかし間一髪のタイミングで惜しくもアウトに!
セクシャルベンチからは、幸せボケの暴走か!?
とのヤジが飛んでいたが、
対戦相手ジャパンの筆者からみれば
『やられた!』と覚悟したプレイですよ!

サヨナラ勝利のスーパープレイになっていても
おかしくない好走塁!

しかし挙式を控える新郎に『サヨナラ』はいけない・・・。
そんな幸せの神様の思し召しだったのかもしれない。
とにもかくにも籾山選手、本当におめでとうございます!















































第18回    2012.6.25  『シグナルルック』

黄色のポロシャツに緑の帽子。
さらに赤いカバン姿で
東京ディズニーシーに家族で
出掛けた筆者。

ピンときた方もいらっしゃるかと
思いますが、娘の誕生日イベント
としての、いわゆる家族サービス。

つまり、草野球を今週も
観に行けなかったわけです。

ディズニーシーの客が筆者を見て…

『あの人信号機みたい。』

と、つぶやいた。
聞こえないように言ってくださいよ。

筆者のここぞという時の
コーディネートに対し、
なんと失礼な!
と、思う一方でうまい事言うなぁと
感心。

このド派手衣装のおかげで
数百人は居たはずのショーで
一番後ろの席に座っていたのに
ご指名を受け、ショーに参加する
羽目になってしまいましたよ。

まあ、どうでもいい話です。


さて、ふれあい野球リーグも
前半戦が終了し、中盤戦、後半戦に
突入!

ゴールドは!

スターズ、ジャパン、
ダイナマイッツが一歩リード!

セクシャル、ヤングパイレーツ、
千葉テプーンがひとまず
5位以内争い!
例年優勝ラインが3敗だとすると
1敗も許されない状況です。

ホワイトキャップス、ウイングス、
ビッグウェーブズ、ドンタコスは
スタートダッシュに失敗!
このまま降格への道を突き進んで
しまうのか、それとも強い気持ちで
メイクミラクルか!
少なくともまだ諦めるのは早いです!

レッドは!

やはり、シャークスとオヤジーズが
2強状態!……と思いきや!
ライアーが凄い!3強の優勝争いだ!

ヒポポタマスも好位置につけている。

そして苦しくなってきたのが
プレジャーズ、クリアーズ、
ドルフィンズ、ビーマックス。
戦国レッドをさらに面白くするには
この4チームの巻き返しに超期待!
その実力は秘めているはず!
ファイトー!

ホワイトは!

デストラクションが優勝へ独走態勢!
ロジテムズ、キャッツアイが2敗で
追うが届くのか!
それとも脅威の全勝優勝を
キメるのか!

全勝優勝、見てみたいものですが
やはりホワイトリーグの
他のチームには、全勝阻止の意地を
見せてほしい!

という訳で、各リーグ優勝争いが
絞られてきた感がありますが……
ここからまさかのチームが
追い込んでくるのが草野球!

順当に決まったらつまらないですよ。
ふれあい野球ダイジェスト的には。











第17回    2012.6.17  『作戦失敗!』

今度11歳になる娘の
誕生日前日の日曜日。

我が土屋家では、親戚が誕生ケーキを
買って訪れるなど祝賀ムード。

筆者としても、それはそれで
めでたいめでたいと…いう思い
なのだが……しかし!

日曜日の午前中まで降り続いた
雨の影響で、この日のほとんどの
試合が中止となる中、
中田球場の午後の試合、
ホワイトキャップス対ヤングパイレーツ。
デストラクション対バッカーズ。

この2試合だけが行われようとしていた。

優勝を目指すホワイトキャップスと
ヤングパイレーツは、もはや1敗も許されない。

そして全勝で優勝争い独走態勢のデストラクションが
さらに勝ち星を上積みするのか!?

そんな見所溢れる好カード。

筆者は、我が家における祝賀ムードをよそに、
観戦に行くべきか、行かないべきか正直迷っていた。

車で飛ばし、回の途中から1試合だけ観戦すれば、
2時間で戻れる……。

家族に『草野球観に行ってくるね』と言える空気ではない。
ダマで観戦に行く決断をし、娘と妻と親戚にコッソリと
車に乗り込もうとしたその時!

『ケーキは買ってあるよ』

と、疑うそぶりもなく筆者に呼びかける妻。

『あ、あ、買ってあるんだっけ!』

そうか、そうか、と車を降り、家へと戻った筆者。

こうして筆者の誕生日草野球観戦計画は
失敗に終わった。

試合結果報告によると、
ヤングパイレーツがサヨナラ勝ちで接戦を
制したようだ。

バッカーズ対デストラクション戦は
夜の時点で結果報告がないとすると
デストラクションが負けたのか?

おそらく他チームの試合結果をこんなに
楽しみにしているのは、筆者ぐらいかもしれない。

試合結果報告、早めによろしくお願いします!


第16回    2012.6.10  『梅雨入りのマウンド』

前日の予報では……
『午前中は雨が残るでしょう。』

しかし、しかしの日曜日!
朝からまさかの晴天!

企業庁グラウンドは、前日の雨の影響で
試合中止になってしまったものの
その他の球場は、全試合開催!

中田球場で朝9時から行われた
スターズ対ビッグウェーブズ。

水はけが良い中田球場といえども
さすがに第一試合は、まだ足元がゆるい……。

特にマウンド。

踏み出す位置がズルズルで、
トンボでならしてから試合開始!

ビッグウェーブズ先発 武田投手は
そんな投げづらいマウンドで
立ち上がりからスターズ打線に攻められ、
初回2点を先制されてしまう。

その後も毎回得点を許し、
苦しい展開だったビッグウェーブズ。

結局スターズが、11安打を放ち、
スターズ先発一条投手は、6回を投げ13奪三振!

終始試合を優位に進めたスターズが
8ー3で勝利。今季5勝1敗。
ゴールドの首位を守った!

マウンドで投げづらそうだった
ビッグウェーブズ武田投手と
見てる限り、投げづらそうには見えなかった
スターズ一条投手。

マウンドの条件は同じといえど
やはり万全のグラウンドコンディションの中で
この対戦、観たかったですねー。

しかし、あのマウンドで与四死球3。
剛球を投げ込んだ一条投手。
只者ではない。

13時から我がジャパンが試合する頃には
グラウンドコンディションは、万全!

ジャパン対ウイングス戦は
ジャパンが5回コールド10対0で勝利。

ウイングスは、エース北田投手、
そして打たせて取る技師 宇留間投手を欠く
苦しい布陣。普段は外野を守る若き左腕
宍戸投手が先発したものの、コントロールに
苦しみ、波に乗れなかった。

しかし、打たれたヒットは内野安打や
三遊間を抜かれたヒットなどわずかで、
実際宍戸投手は
打ち込まれた感は全くないはず。

我がジャパンもめった打ちにできたわけでは
ないだけに、大差となったことが不思議な勝利
である。

筆者も久々に打席に立ち、
満塁の場面でボテボテのサードゴロ。
全力で走った筆者に焦ったのか、送球ミスを誘い
ランナー一掃!

罵声を浴びせられようが、内野安打と申告させて
いただいております。


さて関東地方は、梅雨に入りました!
草野球人としては、雨は平日に降ってもらいたい。

土日は勘弁してもらいたい。





































第15回    2012.6.3  『快挙!!』

鉄腕!小安友和投手が全3試合、19回を完投!
さらに!若武者 21歳の谷川淳紀選手が長打連発!

チーム・ダイナマイッツが、関東の舞台で
魅せてくれました!

5月26日(土)27日(日)
東京の大田スタジアムなどで行われた
第30回関東早起き野球大会。

関東1都5県から強豪16チームが集結し
千葉からも木更津ダイナミックスターズ、
同じく木更津からサンディーズ、そして
ふれあいからチームダイナマイッツが参加!

なんとなんと!

ダイナマイッツが、3位という好成績を
あげました。

1回戦 群馬代表の前橋おとなクラブを相手に
初回3点を先制され、苦しい展開ながらも
最終回、谷川選手のタイムリーなどで3点をあげ、
4対3で逆転勝利!

2回戦は、関東優勝経験もある強豪
埼玉代表の富士見市サンデーズ戦!

この試合でも初回に1点を先制されるも
中盤にダイナマイッツ谷川選手が同点ソロを放つ!

イケる!と波に乗ったダイナマイッツは、
この回一挙6点をあげ、6対2で激勝!

翌日の日曜日に行われた準決勝は、
木更津代表サンディーズ戦!

エース小安投手が、マウンドにあがるも
0対4と苦しい展開!ところが終盤!
宮原選手が3ランホームランを放ち、あと1点!

しかし、あと1本が出ず、3対4。準決勝で
惜しくもダイナマイッツは敗れた。

決勝戦は、千葉代表 サンディーズ対
埼玉代表 オール蕨で、サンディーズが優勝!

ダイナマイッツは、関東で2勝をあげ、
3位となりました。

小安友和投手と正捕手市川選手。
小安直紀選手、谷川選手、宮原選手、
高科選手、丸選手、吉田選手、手塚選手、木寺選手など、
ベストメンバーが揃ったというダイナマイッツ!

その翌週、6月3日 日曜日は、
手塚選手が結婚式を挙げたとか。

ダブルでめでたい!
本当におめでとうございます!










第14回    2012.5.27  『先頭打者の四球』

右の写真は、我がジャパンの集合写真です。
2001年にジャパンを結成して以来、
そういえば、こうした集合写真は
撮った事がなかったなぁと……。

ふれあいリーグ所属の各チームの皆さんは
集合写真って撮った事ありますか?

意外と一度も撮った事がないチームって
多いのではないですかね~。

筆者がふれあい野球ダイジェスト取材で
グラウンドにお邪魔した際、撮って欲しいチームが
ありましたら、声掛けてください!
このコーナーに載せますよ!

そしてゴールドリーグ5.27小間子無敗決戦!
ジャパン対スターズの対決は、7対4で
ジャパンが勝った。

4対4同点で迎えた7回表ジャパンの攻撃。
スターズ先発一条投手は、
この回先頭のジャパン川崎選手を四球で
歩かせてしまう。

二塁に進んだ川崎選手が三盗を仕掛けると
キャッチャーの暴投を誘い、ジャパン勝ち越し。
さらに糸日谷選手のセンター前ヒットで
2点を追加。

実はジャパンは、このセンター前ヒットが
初安打。一条投手に13奪三振を喫していた。

ジャパンが得点した場面は、初回1点。
2回に3点。最終回に3点だったのだが
いずれも先頭打者が四球で出塁し、
エラーがらみのしょっぱい得点でした。

野球のセオリーでは、やはり先頭打者を四球で
歩かせるな!っていいますが、やはり流れが
大きく傾いてしまう効果があるんですね、きっと。

そう改めて感じたのが、この次の試合。
千葉テプーン対ビッグウェーブズ戦。

千葉テプーンが北村選手、萬代選手の
連続左中間二塁打で2点先制すれば、
ビッグウェーブズも伊藤選手、萩原選手の
連続左中間二塁打で2点!

エラーもほとんどなく
がっぷり四つに組んだ好試合!

5回には千葉テプーン、この回先頭の牧野選手が
三塁線に放った鋭い痛烈な打球を
ビッグウェーブズ三塁手伊藤選手が
ジャンプ一番横っ飛び!ミラクル好捕!
すかさず立ち上がり丁寧にワンバン送球アウト!

かつて、ルーキーだった巨人の原辰徳が
正三塁手 中畑清が怪我で欠場の隙に、サードを
守り、痛烈なサードライナーをジャンプ一番
横っ飛び!

物凄い形相でジャンプした瞬間を捉えた写真が
翌日の紙面を飾り、そのインパクトで
原辰徳は、サードのレギュラーを掴んだと
言われている。

伊藤選手のミラクルキャッチは、瞬間的に
球界の伝説プレイを思い出させてくれた。
筆者には、その瞬間を写真で捉える事は
できなかった。

それはさておき……。延長8回までもつれた
激闘の最後に待っていたのが……。

8回表千葉テプーンの攻撃。
ビッグウェーブズは、好投していた武田投手から
萩原投手へ盤石の継投!
いわば、北別府から津田みたいな感じですよ。

しかし萩原選手、この回先頭畠中選手を
四球で歩かせてしまう。
続く北村選手が三遊間を抜き、さらに
ワイルドピッチでノーアウト2塁3塁に。

この後、ワンアウト2塁3塁から
小技師 弘瀬選手がキッチリセンターへ
犠牲フライを放ち、テプーン勝ち越し3対2。
名勝負は決した。

ジャパン対スターズ戦も
千葉テプーン対ビッグウェーブズ戦も
決勝点のきっかけは、先頭打者の四球。

特に我がジャパンの場合、四死球がなければ
完璧に抑えられていただけに、
逆に四球の怖さを感じた一戦でした。





























第13回    2012.5.20  『痛恨の一撃』

このふれあい野球ダイジェストで草尾社長の愛称で
親しまれたデストラクションの草尾社長。

ご本人から、【草尾元社長にしてくれ】と
ご指摘をいただき、今回からは草尾元社長と
呼ばせていただきます。

その草尾元社長が、レフトオーバー二塁打を
放つなど、大活躍だったこの日の一戦。

ここまで無傷の開幕3連勝デストラクションと
2勝1敗1分けのロジテムズ。
結果は、7対2でデストラクションが勝利!
開幕4連勝となった!

実質、試合が決まってしまったのは、
0対0で迎えた3回裏、デストラクションの攻撃。

ロジテムズ先発 野中(直)投手は、
大きなカーブとリストの効いたストレートを
武器に好投していたのだが……。

ちょっと細かく説明させていただきますと……。

まずデストラクションこの回先頭の
8番打者鳥居選手がライトに痛烈な
打球を放つもライトゴロ。ワンアウト。

続く9番杉本選手が今度はセンター前ヒット!
そしてすかさず走ってランナー二塁へ!

10番山本選手は、三振だったのだが……
一塁方向へ転がすファールでよく粘り、
ランナーを進める意識が、垣間見えた。

この後盗塁だったかで、ツーアウトランナー
三塁となり、この日1番打者に大抜擢の清水選手が
右中間を貫くタイムリー二塁打!

さらに2番井坂選手、一、二塁間に痛烈に転がす!
ロジテムズ菊地一塁手、逆シングルで
よく掴んだ!一塁カバーが微妙だ!
二塁ランナーがいつの間にか、ホームに向かう!

一塁諦め、ホームに投げる!アウトのタイミングだ!
しかし暴投!デストラクション2点目!

さらに本塁暴投を見て、打ったランナーが二塁へ
向かう!キャッチャー速石選手が二塁へ
矢のような送球!しかしこれも暴投!
センターまで後ろに逸らし、ランナーが
ホームに還る!3点目!

ここまでの攻撃を見ると、各打者が
徹底したセンターから右狙いである事がわかる。

もしかしたら、たまたまだったのかもしれないが
全国大会で勝ち上がるチームに、よく見かけるような
お見事な攻撃!

さらにさらに、ツーアウトランナーなしから
3番岡崎選手がファールで粘りに粘って
四球で出塁すると、4番関根選手が
センターオーバー二塁打でさらに1点!

5番古川選手も右に上手く流し打ち、
一塁ベースギリギリを抜く二塁打で
この回5点目!

3点目が入ったところで、攻撃が途切れたかと
思いきや、さらに畳み掛ける攻撃!

イヤな点の取られ方をした直後に、
この4点目5点目は、ズシリと大きかった。

戦意喪失しますよ、普通は。

ベンチの熱いムードには、筆者も一目置く
ロジテムズ。5点取られた直後に、2点を返し、
さらにツーアウト満塁のチャンスを
作るまで追い上げたのは、さすが!

しかし、やはりあの魔の3回……
タフなロジテムズといえど、
痛恨の一撃だったと思いますよ。

『狙ってますよ!』

優勝に向け、自信を見せた
デストラクション中村監督。

去年から加入したメンバーが
徐々にチームに溶け込み、特に内野の守備が
固まった感じです。走攻守に魅力的なチームに
仕上がってますよ!

しかし、ロジテムズも5点差をつけられて
負けるチームには、見えませんでした!

リベンジに燃えるロジテムズ!
もしセカンドステージで、もう一度両軍が
戦うとしたら、濃厚な戦いになると思いますよ!

































第12回    2012.5.13  『開幕4連勝の秘訣は?』

中田球場で行われた
ホワイトキャップス対千葉テプーン戦。

ふれあい野球連盟審判部が審判を務めたこの試合。

実は筆者のチームメイト、ジャパン田中氏が
今季から審判部に正式加入し、初めて主審を
務める試合だったのである。

審判部加入前から、マイ審判セットを持ち、
野球のプレイはさる事ながら、審判技術についても
ジャパン内では一目置かれる存在だった田中氏。

そんな田中氏の主審の様子が気になってしまい
ついつい覗きに行ってしまいました。

『1回だけ間違ってフェア!って
声出しちゃいました。』

と、試合後に話してくれた田中氏。
内野ゴロのフェアの判定は、フェアゾーンに向かって
指差しノーボイスでしたよね。

ついつい間違ってしまうものですよね。

審判部に入ると、全日本審判技術講習会など
全国の名審判が集まる場に行く機会などが増えて
腕次第では、全国大会で審判ができるチャンスも
広がってきます。

興味のある方は、審判部でぜひ!

ところで試合はというと…

千葉テプーン北村投手がホワイトキャップス打線を
1安打完封で抑え、3対0で勝利。
普段はセンターを守るテプーンの主砲
大原選手と初バッテリーで
あわやノーヒットノーランですよ。

今季は肘痛があり、登板を控えていたようで
この日もいつものストレートの伸びはなかったが
その分丁寧に低めを突き、快投!

ホワイトキャップスは、開幕4試合で
まだ得点が1点のみ。
ヒット欠乏症で苦闘が続いているようです。


そして、企業庁グラウンドでは、
5回が終わって、1対1。まだ50分足らず……。

テンポ良い投手戦が展開されていた。
セクシャル柴田投手とスターズ一条投手だ。

筆者が初めて見るスターズ一条投手は、
サイドスローでストレートが下から浮き上がってくる
感じの剛球を武器に、グイグイ押してくるかと
思えば、緩い変化球でタイミングをズラす
心ニクい豪腕だ。

そんな均衡が破れた6回表、
ワンアウトランナー3塁のチャンスを
作ったスターズ。

ここで1番若井選手がサードゴロ。
セクシャルのサード山崎選手が突っ込む!

あっと、ファンブル!しかし、そのこぼれ球を
柴田投手が拾う!サードランナーは、ホームに
突っ込んでいない!一塁まだ間に合う!一塁へ送球!
あーっ!暴投!三塁ランナーホームへ!

勝ち越しの1点がスターズに入る!2対1!

『マジやっちったよ!投げなきゃよかったよ!
悔やまれるなー!絶対間に合うと思った。
焦っちゃった。』

と、悔しがる柴田投手。

好投手を相手にした場合、ほぼ打てない。
まず連打など難しい。
大抵内野フライとか三振ですよ。
しかし打てないまでも、内野に転がせば何かが
起こる。

今回の勝ち越しの1点を見て、やはり打てないなりに
あっさり三振ではなく、たとえピッチャーゴロでも
転がすんだ!そう固く誓った筆者であった。
わかってるんだけどなぁ〜。

セクシャルは最終回、反撃したいところだったが
三者三振に切ってとられ、2対1。
スターズが開幕4連勝を飾った!

試合後、グラウンドで筆者を見つけた
スターズ猪野名誉監督は…

『偵察にきやがったな!』

と、口撃!

そう、次戦スターズは、筆者所属ジャパン戦!
一応ジャパンも、まだ無敗。
いわゆる無敗対決。

猪野名誉監督、安心してください。
少ししか偵察してません!



































第11回    2012.5.6  『初黒星の敗因は?』

開幕3戦を、2勝1引き分け。
昨季最下位のドスカラスは、
今やホワイトリーグ優勝争いの
キーマンになりつつあった。

ドスカラス森隆之監督を直撃!

Q 今年は優勝を狙えるのでは?
『いやいや、まだ優勝なんて大きな事
言いませんよ。とりあえず4位で上に上がる!』

優勝ではなく、昇格ギリギリでの突破を狙おうと
いう謙虚な森監督。しかし昇格は3位まで……。
すでに勘違いしている辺りが、
憎めない男 森監督である。

その好調ドスカラスは、ここまで1勝2敗の
キャッツアイと対戦!

キャッツアイは、開幕2連敗ながらも、
打線が復調の兆し!優勝を掴むには、
ここは勝って、勝率5割に戻したいところです。

2回表 ドスカラス先発 矢野投手にハプニング!
背中にピキンッ!と痛みが走り、まさかの降板。
2番手 森 剛投手にスイッチするも、3点を献上!

0対3と3点ビハインドで迎えた
5回裏ドスカラスの攻撃!

球威あるストレートに加え、カーブ、さらに
カットボールまで投げるキャッツアイ根本投手。
ドスカラス打線は、なかなか捕まえられずにいた。

強風吹く企業庁グラウンド。
ドスカラス5番森 剛選手が打ち上げた打球は
強風に流され、ライト前にポトリ。

『さあ、風がうちにもきたかな。1点取ろう!』

すかさず盗塁!これが暴投を誘い
ワンアウトランナー3塁。

ここで6番熊田選手がうまく叩きつけ、
高々と弾むセカンドゴロ!
まずは1点を返し、1対3。
しかしこの回1点どまり。

すかさずキャッツアイは、10番根本選手が
高めストレートを真っ芯で叩き、
センター前タイムリー安打!
1点追加!4対1と突き放す!

3点を追うドスカラス最後の攻撃!
強風をうまく突き、高々と打ち上げた打球が
またもやポテンヒットとなるなど、
ノーアウトランナー2塁3塁。
劇的な予感を感じさせる粘りのドスカラス!

ここで3番矢野選手がボテボテのサードゴロ!
打球は、内野安打コースだ!3塁ランナーは
ホームに返ってセーフ!1点を返した!
打ったランナーも1塁手と交錯するもセーフ!

2対4。
まだノーアウトランナー2塁3塁のチャンス!
ドスカラスのバッターは、4番渡辺選手。
転がして1点ほしいところなのだが……
痛恨のキャッチャーフライ!ワンアウト!
続くバッターは、5番森 剛選手。

『転がせ!わー!上げたよ……』

森監督の悲痛な叫びが、強風と高架を走る京葉線の
音に、かき消された!ピッチャーフライ!

まだツーアウトランナー2塁3塁。
バッターは、6番熊田選手。

『打て!予想を覆せ!』

打ったら奇跡と言わんばかりに、
応援なのかヤジなのかわからない檄をとばす
ドスカラスベンチ!

ズバッ!

ここにきて、外角低めに剛球をもってくる
キャッツアイ根本投手!大魔神の形相だ!

そして!

熊田選手、最後はピッチャーゴロに仕留められ
ゲームセット!

『よく踏ん張った!』

根本投手をねぎらうキャッツアイナイン!
4対2で逃げ切り、これで2勝2敗に。

一方ドスカラスは、今季初黒星。
森監督は……。

『敗因は、4番のせい。』

最終回、痛恨のキャッチャーフライで
チャンスに打てなかった渡辺選手を
名指しで批判。

しかし、今日はキャッツアイ根本投手が
良かった!ストレートの切れ!カーブも良かった!
コントロールも良かった!

さすが、かつて筆者を3球三振に切った男!

それにしてもドスカラスの最後の粘り。
チーム一丸の勝ちにこだわるムード!

今季のドスカラス、優勝オーラ出てますよ!















































第10回    2012.4.29  『魔のささやき?』

桜散って、いきなり夏到来か!?

そんな日差し照りつける
4月最後の日曜日。絶好の草野球日和です。

千葉工大千種球場で朝9時から行われた
瑞穂野球倶楽部対クリアーズ。

先制したのは、クリアーズ!
瑞穂野球倶楽部の左腕 高山投手は
低めを丁寧に突き、好投していたのだが…。

ショート飯尾選手が、2者連続で飛んできた
ショートゴロを立て続けに一塁へ暴投!

ノーアウトランナー2塁3塁のピンチに!

『このまま負けたら、飯尾さんが戦犯だな。』

瑞穂ナインは、心の中でそう思っていた。

『ゴロ、ゴーね!!』

クリアーズが、三塁ランナーに確認。

ここで、1番を打つ佐藤監督がピッチャー脇に転がす
ボテボテのピッチャーゴロ。高山投手ホームへ送球!

怯まずスタートした三塁ランナーが
一瞬速くホームへ滑り込みセーフ!1点先制!

さらに、ワンアウトランナー2塁3塁となった
ところで、3番流田選手がレフトオーバー二塁打!

3塁ランナーホームイン!さらに2塁ランナーも
ホームに突っ込んだ!

しかし瑞穂、レフトからショートに中継!
ショートからキャッチャーへストライク返球!
タッチアウト!3点目を阻止!
この3点目阻止はビッグプレイだ!!

しかしクリアーズは、この回大きな2点を奪った。

『昨夜は、酒を飲まなかった。』

試合前日、珍しく酒を抜いたという
クリアーズ先発小糸投手は、
アンダースロー……とまではいかないが、
サイドスローよりは下から投げている、
筆者の中では、【小糸アンダー】と
密かに命名した投法で、スイスイと4回まで
ノーヒットピッチング。

『まだノーヒットだよ。フォアボールだけ。
おかしいなきょう、メンバー揃ってるのにな。』

と、あせる瑞穂だったが5回裏。
48歳の代打斉藤選手がピッチャーゴロエラーで
出塁すると、小糸投手は続く打者にも死球を
与えてしまい、ツーアウトランナー1塁2塁。

バッターは瑞穂の大型3番左打者 春山選手。
粘り強くファールで粘った後の7球目だったか、
キッチリ捉え、ライトオーバー ビヨンド2点三塁打!
大きな初ヒットが生まれ、2対2同点!

『やっと俺のエラーがなくなった!』

瑞穂ベンチで痛恨エラーの飯尾選手が
安堵の表情を浮かべていた。

さらに続く4番森山選手もサードを痛烈に抜く
打球で逆転打!
瑞穂がこの回3対2と試合をひっくり返した。

『頑張るぞ!まだ時間はある!』

と、あきらめないクリアーズは6回表
5番小糸選手が三遊間を抜くヒット!
6番佐々木選手が四球で、ツーアウト1塁2塁と
攻める。

ここで2塁ランナー小糸選手が単独スチール!
しかしタッチが一瞬速かったか!?アウト!

『完全に盗んでいたのに、俺の足じゃだめか。』

ツーアウト、1点差、試合終盤……。

完全にモーションを盗んだところでの
この判断は、ナイスなトライだったと思う。
キャッチャーの送球をサードが後ろに逸らして
1点だったかもしれないですしね。

3対2。瑞穂野球倶楽部がクリアーズを下した。

試合のスコアを考えると、
やはり瑞穂の3回の守備が大きかったか。

草野球だと中継プレイでしっかり内野に返すところが
テキトーになってしまいがちですが、
最後まで集中し、3点目のランナーを返さなかった。

いいモノを見させてもらいましたよ。


……4回終わったところで、筆者が小糸投手に
『ノーヒットピッチングですね』と声をかけた直後の
5回に得点を奪われてしまった小糸投手。

もしや筆者のうかつな声かけが原因?
まさか、まさか、まさか。許して小糸投手。





















































第9回    2012.4.21  『雨の日の心境』

今週は、雨が降るのか降らないのか
微妙な空模様の中、昼前ぐらいから雨。

ポツポツと、弱いような強いような……
これまた中止にしようか、しまいか
判断が難しい感じの雨。

結局、予定されていたこの日の試合のうち、
2試合が中止になってしまったようです。

降るなら思い切り強く!しかも土曜日から
降り続いてもらえないだろうか……と
草野球人としては、切に願う。

降るなら降るでハッキリしてほしいですよ。

『日曜日試合やるのかな〜』

と、考えてしまう時点でテンションガタ落ち
ですしね。

特に遠くから球場にやってくる選手なら
切実な問題ですよ。

球場ついたら、雨で中止決定!なんて時の
虚しさといったら、たまったものではないですよね。

この日の場合、
農政センターで行われる予定だった
午後3時からのウイングス対ドンタコス戦が
雨の影響で中止に。

この試合の2時間程前まで、雨がポツポツ以上
ザーザー未満な感じで降っていて、天気予報なども
考慮して、両軍がグラウンドに集合する前に
中止が決定。

しかし、午後2時ぐらいには雨があがり、
両軍が集まっていれば、試合ができていたかも
しれない。

うーん、雨の判断って本当に難しいですね。

実をいうと筆者は、この日午前中から
昼過ぎまでで、父親の七回忌法要を済ませ、
そのあと、ウイングス対ドンタコス戦に
狙いを定め、球場に向かう予定だっただけに
この中止が残念で、残念で!

ウイングスとドンタコス。

両軍の思いは知らないが
筆者が思うに、かなりお互いをライバル視して
いるのではないだろうか。

2003年ふれあい入りしたドンタコスと
2004年ふれあい入りのウイングス。

しかし割とトントン拍子でゴールドまで
駆け上がったウイングスに対し、
紆余曲折を経て、壁にぶつかりながら
ゴールドによじ登ってきたドンタコス。

プロレスで例えるならば、
【エリート】ジャイアント馬場的なウイングスと
【雑草】アントニオ猪木的なドンタコス。

なのであります。

うっかり牽制で刺されてしまったりする一方で
ハイレベルなプレイを決めたり、
何かと味があるチームカラーも似ている気がします。

だからこそ、この両軍のライバル対決は
いつも熱戦!だったと記憶する。

次の両軍の対決が、筆者の観戦スケジュールに
合致するといいのですが、はたして!

まあ、ウイングス、ドンタコス両軍にしてみれば
筆者が見ようが見まいが、
どうでもいいはずなんですがね……。


第8回    2012.4.15  『ナイス・ゲーム!』

桜の花びらがヒラヒラと舞い散る花見川沿いの
桜のアーケードをくぐり抜け、
筆者は、花見気分を満喫。

去年は、花見も自粛ムードだっただけに、
久しぶりに桜を堪能できた気がします。
今週末で花見も終わりですかねー。寂しいなぁ。

そんな春の趣に触れながら、向かった先は
農政センター!

筆者が到着すると
ホワイトキャップス対ダイナマイッツ戦が
ヤマ場を迎えていた。

0対0で迎えた5回表ホワイトキャップスの攻撃。
ホワイトキャップスは、ここまで
ダイナマイッツ市川投手を前にノーヒット。

しかしツーアウトから、6番笠原選手が
レフト前ヒットで出塁。続く7番小室選手も
セカンドエラーで出塁。

ランナー1塁2塁。にわかに先制点のチャンスを
迎えたホワイトキャップス。

ここでクセ者 倉林選手がショートのイヤな所に
転がす内野安打!

このワンチャンスにセカンドランナー笠原選手が
魂の激走!

クロスプレーだ!キャッチャーがボールを弾いた!
セーフ!貴重な先制点がホワイトキャップスに!


『難産ですなぁ。1点が遠いよ。』


と、つぶやき続けるダイナマイッツベンチ。
0対1。いよいよ最終回……
7回裏ダイナマイッツの攻撃。

ホワイトキャップスの寺内投手は
ここまで緩い変化球を効果的に使い、
ダイナマイッツ打線を2安打に抑えている。

ダイナマイッツの攻撃は5番市川選手。
この市川選手は、引っ張らず、センターに
上手く打ち返すんだよなぁ……

などと筆者が思っていた矢先、その市川選手が
カキーンと、センターオーバー三塁打!

やっぱりな!やっぱりな!と予想が当たった事に
興奮気味の筆者。

ここで65歳の坂本寿選手。
先ほどサードの守備では、ボテボテのサードゴロを
突っ込み、アウトにはできなかったものの
気合いのジャンピングスローを魅せている。

やってくれそうな気がしていたが!

ライトライナー!

それにしても恐ろしい65歳です。

続く7番高橋選手が!!!センターフライ!
しかし浅い!

ところが!3塁ランナー市川選手は
なんとタッチアップの態勢だ!

センターは、強肩安藤選手!

安藤選手が捕った!市川選手スタート!
安藤選手、送球が少し遅れた!
それでもクロスプレーだ!
キャッチャー阿部選手タッチにいく!
市川選手、タッチをかいくぐる!
うまく滑り込んだ!セーフ!
1対1土壇場で同点。

『タッチアップすると思わなかった。
ちょっと油断しちゃった。』

と、センター安藤選手は、悔しがった。

このあと試合は、延長8回に突入するも
両軍勝ち越せず…1対1でゲームセット!

ナイスゲーム!そういえば、
このカード、去年も引き分けでしたよね。




































第7回    2012.4.8  『マリーンズというチーム』

強風過ぎさり、サクラ満開の日曜日。

朝9時過ぎ、バッカーズ対マリーンズ戦が
行われているはずの企業庁グラウンドに
行ってみると……。

なんと、バッカーズのメンバー不足により
マリーンズが不戦勝ということに。

天気は晴れ。コンディション良好の
企業庁グラウンドで、とりあえず集合し
練習しているマリーンズの皆さんは
どこか物足りなさそうで……残念。

それにしてもマリーンズ戦を見に行くと
去年も対戦相手が集まらず、マリーンズ不戦勝の
ケースに遭遇した事が。これでたしか3回目。

筆者もツイテナイ……。

結成35年のマリーンズは、
同じくチームを持つ筆者から見て
もはや草野球チームの究極の域に達していると
いいますか、まさに尊敬すべきチーム。

継続してゆくことの凄さといいましょうか…
草野球チームって、好きで集まっているからこそ、
逆にいうと、ヤメるのは簡単。
35年続くチームって、ありそうでなかなか
ありません。

マリーンズには、35年続いたからこそ
にじみ出る独特の雰囲気を感じるんですよね、
近くで見ていると。

相手チームに対する思いやりといいますか、
余裕といいますか、審判をキッチリ
やっているところもそうですし、
一言でいうと【草野球愛】を極めている
感じがするんですよね。

この日練習した後は、チームみんなで
千葉公園でお花見に行くというマリーンズ。

こうしてチームみんなで飲み会が当たり前って
いうところも、すばらしい!

マリーンズ戦は、次こそ観戦したいものです。

そして次の試合、
ホワイトキャップス対ビッグウェーブズ戦も
見たかったのですが……。

娘と約束していた
千葉ロッテマリーンズ対日本ハムファイターズ戦を
観戦しに、マリンフィールドへ!

こちらは筆者の応援むなしく
1対3でマリーンズ負けちゃいました。

4連勝のあと、3連敗って………。


























第6回    2012.4.1  『注目の新規参入球団!』

『初戦終わってホッとしました。
 今日は、ほぼベストメンバー。
  こうなったら優勝を狙います。』

興奮を抑えながら、こう語ったのは
ロジテムズ菊地監督。

ふれあい野球連盟新規参入初戦…
有吉球場で行われたボンバーズ戦。

0対0で迎えた3回裏 ロジテムズの攻撃。
先制点が欲しい場面。ツーアウト2塁。
打席には、この日2番を打つ菊地監督。

『クリーンナップに繋げよう。』

そんな気持ちで振り抜いた打球は、
高々と3塁後方に上がる。

サード、ショート、レフトが全力で追う!
しかしポトリと落ちた!

セカンドランナーは、一気にホームへ!

貴重な先制点がロジテムズに入った。

正直、ボンバーズ先発伊原投手にしてみれば
完全に打ち取っていた打球。

こういうシブいヒットは、打たれた側に
してみれば、一層ガックリきますよね。

打った側にしてみれば、流れが一気に
向いてくるモノなんですよね、不思議と。

この先制点を機に、流れはロジテムズに傾き
5回には一挙5点を追加。
ロジテムズは、11安打を放ち、7対0で
初戦を飾った。

この日ダブルヘッダーで2戦とも1人で
投げ切ったボンバーズ伊原投手。

あのポテンヒットが無ければ、
勝負はもう少しきわどい接戦にもつれたのでは
なかろうか。

ボンバーズのナックルボーラー五十嵐投手は
この試合ライトを守り、温存。
還暦すぎても投げる五十嵐投手ファンの
筆者としては、次回登板を期待したい。

それにしても、ロジテムズ。
先発野中直投手の速球とカーブのコンビネーション。
コントロールも良い。

打撃もキッチリ芯を捉えてくるクリーンナップは
脅威だ。

優勝争いの主役に躍り出た感がある。
ロジテムズを止めるのは
次戦チューハイズか、その次の中外マリーンズか、
はたまた開幕2連勝のデストラクションか?!

ホワイトリーグの注目度が
俄然、増してきましたね!


















第5回    2012.3.25  『祝!開幕!!』

天台硬式球場で朝9時から行われた
ジャパン対ビッグウェーブズ戦。

ビッグウェーブズといえば、
昨季、抜群のチームワークで
レッドをぶっちぎり優勝。

4年ぶりのゴールド制覇を目論むジャパンとしては
勢いを削ぐ意味でも、花木総監督率いる
ビッグウェーブズに、初戦でキッチリ勝って
おきたいのである。

試合開始前、そのビッグウェーブズ花木総監督を
見つけた筆者。

『ビッグウェーブズに、まだ一度も負けた事が
ないんですよ、ニヤリ。』

過去の栄光にすがり、ノムさんばりの囁き戦術で
揺さぶりをかけた筆者。

しかし花木総監督が
人生でくぐり抜けた修羅場に比べれば
こんな小手先戦術が効くはずがなかった。

試合は、一進一退の大接戦に…。

ビッグウェーブズ先発は、筆者が初めて拝見する
右腕の小林投手。

緩急を上手く使い分け、抜群のコントロールだ。

一方ジャパン菊池投手も多彩な変化球が
持ち味の好投手。

最大のヤマ場は0対0の延長8回
ビッグウェーブズの攻撃。

帯瀬選手、萩原選手のヒットで
ツーアウトランナー1、2塁。

しかし3番伊藤選手は、ピッチャーゴロ。
あと1本が出ず、無得点。

その裏、ジャパンもワンナウトランナー2塁3塁の
サヨナラのチャンス。

ここで3番水井選手が浅いセンターフライ。
勝負を賭けた三塁ランナーが突っ込んだ!
アウト!ゲームセット!0対0の引き分けに。
開幕戦にふさわしい好ゲームでした!


一方、レッドリーグ注目の一番…

オヤジーズ対プレジャーズは
初回プレジャーズがダブルスチールを決め
ランナー2塁3塁とすると、4番松野選手が
キレイに三遊間を抜く2点タイムリー!

これで勢いに乗り、序盤で大量5点を奪った
プレジャーズがオヤジーズの反撃を2点に抑え、
開幕勝利。

昇格組の勢いを見せつける結果の
開幕戦となりました。













第4回    2012.3.18  『はじまりはいつも雨?』

3月18日日曜日の開幕戦は
全試合中止!

前日 1日中降った雨の影響で
グラウンド不良により
早々に中止決断となりました。

完全な草野球モードで
彼岸のお墓参りよりも草野球を
選んでいた筆者。

中止が決まって予定が丸一日
空いてしまい、家族には
草野球が中止になったから……
という気配が悟られる事なく
平和公園まで一緒にお墓参りに
行ってきました。
しかしもはやバレバレでしたが。

昨年は、震災の影響で開会式も
出来ずに開幕戦を迎える
異例の年でしたが、今年は
17日土曜日に全30チームが
ユニフォーム姿で集まり、
開会式を行なう事ができました。

今年の開会式でお見事だったのが
セクシャル籾山元気主将の
選手宣誓。

まだまだ震災の影響が残る中で
草野球ができる事への感謝の
思いや被災地の方々への
メッセージを込めた
熱い内容でした。

そして優勝旗返還では
ホワイトリーグ優勝の
プレジャーズが、優勝旗を
自宅に忘れるというハプニングも
あり、プレジャーズ中村監督は
エア優勝旗返還を行いました。

プレジャーズは来年
レッド優勝を決めて
優勝旗返還のリベンジを
果たしてほしいですね。

さあ開幕戦は、来週25日に
仕切り直しとなりました。

プレジャーズはオヤジーズと
対戦!昇格したプレジャーズが
オヤジーズ相手に接戦に
持ち込めれば、下克上の可能性が
一気に広がる。

ジャパン対ビッグウェーブズ戦。
ダイナマイッツ対ドンタコス戦も
同じ事が言える。

キャッツアイ対
デストラクション戦も、昨季
好調だったデストラクションが
どんな戦いをするのか
注目です。

寒さが残るこの時期
みなさま、怪我にはくれぐれも
ご注意を!

面倒でも早めにグラウンドにきて
準備運動をするだけでも
怪我発生の確率はグッと減る
そうですよ。




















第3回    2012.3.11    『今季展望』

市原市、木更津市、茂原市、千葉市、ふれあいの
5団体からなる千葉県早起き野球協会の
定期総会に出席してきました。

会議室のテーブルには、今年元旦に
心筋梗塞で急逝した都倉文夫事務局長(71)の
遺影が。

都倉さんは、会議の資料作りや議事進行、
大会の運営など面倒な仕事を一手に引き受け、
県大会や関東大会開催には欠かせない
方でした。

筆者は、あまり会話をする機会がありませんでしたが
不器用な様子で議事進行するやさしそうな
都倉さんに、とても親しみを感じていました。
ご冥福をお祈りいたします。

3月11日…震災から1年が経ち
被災地は、まだまだ支援を必要としています。

自分は何をしてあげたら良いのだろうと
よく考えますが、仕事の忙しさに流され
特に何もできていない自分を歯がゆく
感じる日々です。

震災が発生し、被災地に限らず
飲食店や観光地など客足が極端に減って
大打撃を受けたわけですが、
今は、少しよくなったものの、
まだまだダメージは深刻なようです。

ヤル気といいますか、意欲といいますか、
元気といいますか、なんとなく気持ちが
滅入った2011年。

草野球も去年は、草野球やってる場合じゃ
ないだろうという空気が少なからずありましたよね。

今年の筆者のテーマは、草野球を目一杯楽しむ!
ですね。草野球からモチベーションを上げ
景気回復を狙う壮大な計画です。

そして東北の旅館にでもリッチに泊まりに
行きたいものです。

来週は、いよいよ開幕戦です。








第2回    2012.3.4    『今季展望』

第28回千葉ふれあい野球リーグ戦。
ホワイトリーグは、ロジテムズが新規参入し、
優勝争いの台風の目になるのは間違いない。

今年レッド昇格が現実味を帯びてきたデストラクション、
ピーコックの戦いぶりも見ごたえありそう。

昨年筆者が一方的に名付けてしまった
【ボーダーラインの魔術師】中外マリーンズも
優勝争いに絡むのは間違いない!
もちろんバッカーズも。

そこに筆者がポテンシャルを期待する
ボンバーズ、ドスカラスが絡んでくると
睨んでいるが、はたして!?

レッドリーグは、プレジャーズ、ドルフィンズ、
ビーマックスの昇格3チームが例年になく
レベルが高い!

しかし美浜シャークス、オヤジーズの2チームの
牙城も高い。レッド優勝争いはこの2チームが
軸なのだが、稲毛フェニックス、瑞穂野球倶楽部が
年間を通して、本来のメンバーが集められれば
戦国レッドリーグになるはず。

プレジャーズ対オヤジーズ。
この戦いはレッドの優勝争いを占う一戦と
筆者は読んでいる。うまく都合がつけば
ぜひ駆けつけたい!

ゴールドリーグは、ビッグウェーブズ、ウイングス、
ドンタコスの3チームが昇格。
特に怖いのは、ビッグウェーブズとドンタコスが
優勝まで狙っている強気な姿勢だ。
これまでならゴールド残留が目標…的な空気があったが
本気で集中してくるチームほど手強いものはない。

注目はセクシャルの連覇だが、
我がジャパンも今年に賭ける意気込みでは
負けないつもり。2年連続の開幕カードとなった
セクシャル対ジャパン戦は、のちにベストバウトと
呼ばれるような一戦にしたいものです。

好投手を擁するホワイトキャップス、
ダイナマイッツ!
猛打の千葉テプーン。このあたりも
優勝を本気で狙ってくるはずだ。

ヤングパイレーツ、スターズは
昨年、我がジャパンは1点差で薄氷勝利。

つまりゴールドで楽に勝てる試合は
1戦たりともない。

優勝のチャンスが全チームにあるのが
今年のゴールドリーグだ。


 
第1回    2012.2.26    『準備は着々と』

これが始まらなければ、リーグ戦は始まらない。

毎年恒例、千葉ふれあい野球連盟審判講習会が
千葉公園球場で行われました。

今回の審判講習会で特に重視して行われたのが
塁審の動き。

塁審が高いレベルで動けると
より確かな判断ができるようになり
誤審が減る事にもつながります。

各チーム手を抜いてしまいがちな
【塁審】ですが、最も奥深いのも【塁審】です。

この日は、数ある動きのうち
ノーアウトランナーなしの設定で
打球が左中間に抜けた場合の塁審の動きに絞って
講習が行われました。

まず一塁塁審は、バッターランナーの触塁を
確認したあと、一気に本塁まで還ってくる事を
想定し、本塁ベース付近に移動。

主審は、バッターランナーが三塁まで来る事を
想定して、三塁ベース付近まで移動。

三塁塁審は、バッターランナーが一塁を回って
二塁に来る事に備え、二塁ベース付近に移動。

二塁塁審は、左中間に抜けた打球を
追います。

つまり二塁塁審が打球を追い、二塁を見る審判が
いなくなるため、各塁審が効率よく
自分の本来の持ち場を離れ、移動する動きです。

クロックワイズと呼ばれる動きだそうですが、
この他にもいくつもパターンがあって
一度の講習で覚えるのは到底無理です。

今回は、こうした高いレベルの塁審の動きに
少し触れてもらい、とかく気を抜いてしまいがちな
塁審技術の意識向上につながればいいという
室町審判長の思いがあります。

ところで曇り空だったこの日、筆者は、朝8時から
午後3時ごろまでグラウンドにいたわけですが
家に帰ってみると、うっすらと日焼けして
いた事にビックリ。

みなさんは、大丈夫だったでしょうか。


この1週間前の18日土曜日。
いつもの稲浜公民館に全30チームの
監督及び代理の方が集まり、行われた
第一回監督会議。

昨年度の順位に基づき、新たな席順で着席。

我がジャパンは、昨年度準優勝だったので
手前から6番目の座席から2番目の座席に
ランクアップ。

そんな思いでほくそ笑んだ人は
筆者だけではなかったはずだ。

見栄と見栄の張り合いがドロドロと渦巻く
ふれあい野球リーグの開幕を感じさせる
これも毎年恒例の光景である。

昨季ホワイトリーグでメイクミラクルを
果たしたプレジャーズ中村監督の視線が
【栄光のナンバー1シート】に座る
セクシャル高久監督に、
チラリと向けられていたのを
筆者は、見逃さなかった。

また筆者の旧知の友で、今季からゴールドに
昇格したドンタコス篠崎監督の
いつもはやさしい眼差しが、
筆者に対し、いわゆるガンを飛ばす厳しさに
変わって見えたのは気のせいだろうか。

そう、すでに闘いは始まっている。

新規参入チーム ロジテムズは、
チーム名をロジテムからロジテムズに変更して
ふれあい野球リーグ戦に臨んできた。

これはWー9ドスカラスに字数で負けたくないと
いう表れなのか、それとも!?

いや、まさか!しかし確認できない今
本当かどうかは知る由も無い。

……今年もこんな感じで
ふれあい野球ダイジェストやっていきます。
クレームについては
一度事務局を通してよろしくお願いします。